先週から始まった日曜劇場「Anti HERO」
長谷川博巳主演のドラマは、異色作品的な印象が強いせいか、西島秀俊よりも期待度大!わりと、少し本線から外れた役、アウトロー的含みをもったところが、面白いのかもしれない。
NHKドラマ10での「セカンドバージン」で主演で,知ったとき以来、注目の俳優さんだ。大石静さんの作品ということで、注目していたが、長谷川の名演技が光った。
今、大石さんの大河ドラマ「光る君へ」は,珍しく苦戦中のようだ。やはり、長谷川の演技が、「セカンドバージン」でもお茶の間を惹きつけたのだろう。
そして、今回の、「Anti HERO」で、主人公の名台詞が第1話から、飛び出した!
「殺人犯になった時点で、人生終わり。
また、人を殺すか、自分が死ぬか
の選択しかなくなる。」
そう、それは、ハラスメント行為も同じなのです。
DVは、暴力だから、周囲の人でもわかる。
しかし、サイレントハラスメントは、精神的苦痛を与える側、与えられている側、表面では、第3者や周囲の人にはわかり難い。
加害者と被害者にしかわからないのです。
つまり、上記のセリフを転用すれば、
「ハラスメント行為をやった時点で、被害者から職責は負われる。
自主退職するか、それでも手を緩めず、さらに周囲(重役)を巻き込んで、
見えないハラスメントをやり続けるしかない。」
もう悪魔として生きる選択をするしかないのです。
多くのビジネスパーソンの周囲に、そんな悪魔と化した、ハラスメント行為を平然とやり続ける人が、いることでしょう!
一度、社内で、ハラスメント行為をやった者は、もう後には戻れない(本人が、更生しても、周囲が受け入れない)から、やり続けて、自分の立場を死守しているのです。
今、新卒の新入社員が、すぐに退職する若者が増えているという。
就職活動の面談のときと、入社後のギャップが大きいようだ。
強いて前向きな意見を言うなら、
「早く気づいて良かったね」
だろう。
そんなハラスメントだらけの就職をまだ経験していない若者たちのイベントが、毎年、隅田川で開催され、今年で93回目だそうだ。
早慶レガッタ!
朝、9時から開会式が行われ、夕方まで熱戦を繰り広げる。ちょうど、サダチルシアのマンションのほど近い桜橋がゴールとなっている。今年は、桜がさくのが遅かったので、満開から2週間で、もう早慶レガッタかよ、という印象だ。いつもなら、1か月ぐらい間が空いてからなのに。
言問橋のそばに、こんな高台で、座れる場所がある。桜をここで見たかったのだが、土日は、家族連れの子供たちが、ここへ上って遊んでいるので、遠慮したが、今日は、マニアック感たっぷりの、イベントのせいか、家族連れはいないので、ラッキーにも、ここから、観戦できたぜや~。
第2エイトの決闘! この時点で、慶応がリード。サダチルシアは、早稲田でも慶応でもないが、一応、某六大学にはかろうじて、引っ掛かった。実兄は、早稲田出身なので、早稲田を応援していた。
Webページで、LIVE配信をスマホで、解説聴きながら、目の前で実物も見れるという、こんな特等席は、ほかにないだろう!
ゴールの桜橋付近。隅田川テラスは、警備員がいて、一部、侵入禁止だった。
そんなんで、堤防を、レガッタと伴走しようと、すぐさま、追いかけたが、速い速い!
テニスで鍛えた俊足のサダチルシアの足でも、全く歯が立たんぜ。
結果は第2エイトも、慶応の勝利。勝負の後、応援席付近に、進行役がいて、マイクで、早稲田のエイトマンたちが、戻ってきて、ゆっくりと、観客へ応える場面だが、さすがに敗者なので、手を振ったりする選手はいないようで、シーンとしていた。
しかし、若者たちが、一所懸命、ボートを漕ぐ姿は、圧巻だった!
関節リウマチで、走るのは困難なのだが、つい、釣られて、堤防を全速で走ってしまった。心地よい疲れだった!明日、足、痛くならなきゃいいが。。。
スポーツって、いいなあ!と改めて、思う。
リウマチで、もうテニスは出来なくなっちまったから、時々、ウォーキングのとき、走る場面も取り入れたりすれば、今日みたいな、スポーツの後の、心地よい疲労感を味わえるかもしれないと思った。
すっかり、レガッタに夢中になり、ギター練習を怠ってしまったんで、帰宅後、ひとっ風呂浴びて、ギターに勤しんだ。
やはり、パコの曲はいい。
ここ一年ぐらい、イマイチ、ギターに集中出来なかったが、パコのライブ映像をYouTubeで見たり、ウォーキングしながら聴いたりしていると、そのファルセータの素晴らしさに惹きこまれてしまう。去年は、難易度の高い曲を練習していたせいで、なかなか先へ進まない歯がゆさを感じていた。
ここへきて、ようやく、成果が出てきたようで、ある程度、難しい曲でも、対応できる部分が出来てきたので、上達を実感している。
何事も、粘り強く、即決できない課題もあるのだという気持ちで取り組めば、少しずつ手ごたえがあるものだ。
レガッタに若い情熱を燃やした大学生たち!これから、社会に出て、レガッタ以上の厳しさを味わうことだろう。自分が一所懸命やってもハラスメントで、潰されるしまうこともあるだろう。そんな時、ボートを漕ぐように、ひたすら自分のゴールを目指せばいいのです。君たちのボートを漕ぐ姿が、こんなにも、街中の人たちが、集まって、元気をもらったという事実。オールが折れても、ボートが揺れても、自分だけは揺るぎない、ありのままの自分であり続ければいいのです。
by サダチルシア