自粛の6連休。
もともと忙しいのは好きじゃないせいか、
家でノンビリ過ごすのは、さほど、苦ではないサダチルシア。
フラメンコギターをかじりはじめて2年になるが、
なかなか、プロのフラメンコギタリストの曲を弾けるまでは程遠い。
フォーク系のソロギターは、自分の好きな曲をソロギター用にアレンジしたTAB譜さえ入手できれば、1か月も練習すれば、おおよそ弾けたものだが、
フラメンコは、右手の奏法が多種多様で、技巧の習得が困難なのと、
TAB譜もスペインから輸入した書籍がほとんどだから、
解説がスペイン語なので、ほぼ読んでもわからない。
それでも、この有効な自粛時間を活用し、
CD音源の試聴つきのサイトで紹介されている、
フラメンコの書籍を調べてみた。
Dos guitarras flamencas por fiesta vol.1 Bulerias | 試聴で、El Tempulとブレリアが聴ける |
Gloria de la guitarra flamenca / Mario Escudero | マリオ・エスクトロの作品がよい |
Falsetas collection 1 / Farzad Amirani | わかりやすい |
上記のシリーズ2作目 | 静かでスローテンポサンプルが試聴曲になっていた |
ESTUDIO DE ESTILO / Diego de Gastor | モロンのフラメンコギタリスト、バイブル的だそうだ |
NINO RICARDO / ESTUDIO DE ESTILO | 音源が本人というのがいい |
Estudio de Estiro / Parrilla de Jerez | パッと聴くといいが、どうかな |
SABICAS VOLUMEN 1 TEMAS DE CONCIERTO ESTUDIO DE ESTILO | 地味 |
Apuntes Flamencos 1 / Andres Batista | 音はきれいだが、中身を見ないとわからない |
ざっと上記のようなのが、参考になりそうだが、いざ購入後、TAB譜をおいかけた途端に、いくつもの壁、壁、壁が立ちはだかることだろう。
プロのフラメンコソロの曲にしても、
CDで録音されたとおりに弾いている、YouTubeの動画が、
見つからない。
パコの曲も、テレビ出演したときの映像がYouTubeにあるが、
CDどおりではないものが多いようだ。
そのときの感性で弾いたりしていることもあるからだろう。
そんなパコデルシアの演奏している動画で、面白いのを見つけた。
下の2つの動画は、曲だけ聴いていると、ほぼ同じに思えるが、
やはりどこか違うようだ。
1曲目は、La Plazuela
2曲目は、El Tempul
出足は、ほぼ同じ曲のように思えるが、
やはりどこか違うから、曲名が違うのだと思われる。
これもまた、パコ信者からすれば、疑問であり、上達の壁の一つなのである。
Paco De Lucia - Bulerias,( La Plazuela