サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

斉藤哲夫 with サダんま

3連休は、いかが?

サダチルは、土曜日から説明しますと、
午前中、雨の中、耳鼻科で、アレルギー性鼻炎の治療。
昼過ぎには、カリスマ美容師、ワタナベさんに、
「長くても、サッパリ見えるように@ね」と、カットしてもらいました。
ワタナベさんは、私の母と同郷、福島出身。
サダチルの母は、理容師であった。生まれてこの方、
サダチルの髪を切った人は、母親以外は、5,6人しかいない。
夕方、錦糸町スタジオへ向かい、
えんまさんと今年、初練習。新曲「下町の夕日」を合わせた。
この日のライブ会場は、
定例の鶯谷What's Up。
いつもより、客が多かった。
サダんまは、PM8:20スタート。
正月ボケで、指が感覚を忘れていたようで、演奏はいまいちだった。
しかし、サダチルの印象では、
新曲の「下町の夕日」は、皆さんじっくりと聞いていただけたようです。
そして、サダんまの次のパフォーマー ヒカル氏のときに、
紅白でいう最高視聴率すなわち、最高集客となり、立ち見の状況となる大盛況!
さすがだ
と思った。

先輩 片石さんとも込んでいたので、ゆっくり歓談できず、えんまさんと店を出た。
「腹減ったから、ラーメンでも食う?」
と、えんまさんが珍しく、ライブの後、誘ってくれたので、OKした。
鶯谷駅から、
言問い通りを、ギターを持って、ひたすら歩いた。
ラーメン、餃子、ビールのあるところを探そうと、あるけどあるけど、
どこも、いまいちな店ばかりだった。
結局、浅草のひさご通りまで、たどりつき、
サダチル行き着けの、「末っ子」にいくことにした。
ここの餃子は小ぶりだが、甘めで、おいしい!
それと、ガツ炒め、レバ炒めなど、味付けがとてもいい。サダチルは大概、
テイクアウトし、家で、ご飯にかけて食うのだが、相棒がいると心強いので、
「生2つ!」頼んで、ひとまず、ゆっくりした。
店長が、親切に
「ギター、そっちのカウンタにのせてもいいよ。床に置くのなんだろうよ!」と、
わしらの顔を見て、ギターを大切にしているのがわかったのか、そんな言葉をかけてくれた。
まずは、餃子2枚、2人でたいらげた。
次に、レバ炒めと餃子をもう1枚追加。
さらに、カニ炒飯。サダチルは、生1杯おかわりに、チューハイ。
いやあ、ずいぶんゆっくりしたね。
そして、店を後にして、えんまさんは、この際、歩いて帰ろうと。
言うので、サダチル城まで、餃子屋からは一直線なので、歩き出した。
サダチル城の近くのコンビニで、えんまさんと別れた。えんまさんは、結局、亀戸まで歩いた。
どうです、この根性

明くる日曜日

ノンビリと、目覚めて、午後からのテニスの準備を開始。
朝から風が強く、かなり寒かった。
ストリング張替えをする時間もなく、コートへと向かった。
風邪をひいて、病み上がりの人も何人かいた。
しかし、1人、また1人、メンバーが集まりだし、練習を開始すると、
風邪も忘れて、ガンガンやり始めた。
あっという間に、3時間が過ぎ、帰宅。

本日のメインイベント

昨年、11月下旬に、錦糸町のPappy'sで、スタジオ練習をしたときに、
斉藤哲夫ライブ
というチラシがあった。
えんま大王は、かなりのファンだったそうで、見に行きたいと言っていたので、
サダチルもお供することにし、さっそく、最前列を予約しておいたのが、
今日、1月13日であった。
サダチルは、中学生の時、オフコースの「秋ゆく街で」という中野サンプラザでの、
オフコースとしては、初の大きなコンサートのアルバムに収録されていた、
「悩み多き者よ」
という曲が、
斉藤哲夫 作詞・作曲
であったことを知り、この曲をずっと、忘れることのないメッセージソングとして、焼きついていたので、是非、本人の歌を聴きたいと思っていた。その願いが通じたのだろう、
ようやく、その日が訪れた。

テニスを終えて、着替えて、錦糸町へと向かった。かなり寒かった。
とりあえず、居酒屋で腹ごしらえとなった。
「毎日が新年会だね」と、
えんまさんも楽しそうに、ビール、芋焼酎を飲んで、
砂肝炒め、もつ鍋、ホッケなどいろいろつまんで、店を出て、
いよいよ、念願の、

斉藤哲夫ライブ


前半は、ギター1本で、がんがん歌い続けていた。
深く頭を下げて、曲が終わるたび、ありがとうございましたと、
とても真摯な姿勢でした。
足元には、汗を拭く真っ白なタオル、volbicウォーター。
ギターは、YAMAHAの5万円のエレアコ
どちらかというと、この至近距離で、聞いている客のほうが、
緊張している様子だった。

えんまさんは、いつものノリで、「よっシャー」と、
曲が終わるとすぐ様、声援を送っていた。
カヴァー曲は、ボブ・ディラン高田渡を織り交ぜ、
40分ぐらいすると、ピアノ奏者のショウチャンが加わった。
ショウチャンとは、Pappy'sのハウスバンド、パピー・ウォーカーのベーシストだが、
ピアノでのサポートに来たようです。
そして、いよいよ、サダチル25年間、待ちに待ったの、
悩み多き者よ
の演奏が始まった。

悩み多き者よ 時代は変わっている
すべての事が あらゆる物が
悲しみの朝に 苦しみの夜に
絶えずときはめぐり 通りすぎてゆく
ああ 人生は一片の木の葉のように
ああ 風が吹けば 何もかもが終わりなのか
移り行く時代に後れてはいけない
飾り気の世の中に埋もれてはいけない

と、あえて、この時代に、斉藤哲夫の歌は生き返ってきたように思う。
終盤は、ピアノがずっと入りすすめていった。
えんまさんの情熱が通じたらしく、
曲が終わり、えんまさんの「よっシャー」
に、斉藤哲夫は、反応をしてくれだし、
にっこりと、こちらを見て笑ってくれた。
「30年、ライブやってきたけど、自分でよかったと思えるライブは、いくつもない。
今日は、その数少ない、良かったと思えるライブの1つになりそうだ」
と。
アンコール1曲を終えて、斉藤哲夫ライブは終わった。

えんまさんと2人で、べちゃくちゃしゃべっていると、
「どうも~」と、
斉藤哲夫が、ビール片手に、客席に来た。
握手を求めると、快く、受けてくれた。

「記念撮影いいですか?」
サダチルは、すかさず、話かけると、
「いいですよ」と快諾。

斉藤哲夫とサダんまのツーショット!


イメージ 1



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そういえば、片石さんにも、見に行くかと声をかけたら、
「彼の生き方に興味がある」と。

シュガー・ベイブ時代から山下達郎とも交流があり、
山下は、今、Victorの重役もやっているのに対し、
斉藤哲夫は、ほかの仕事もしながら、ライブを続けているという。
「自由でいることが、居心地がいいから」
と。

おっと、どっかできいた言葉だな!
そう、サダチルもまた、自由に生きる(Live Free!)
という生き様の男。

そんな思いが、今日は、改めて、自分に合った生き方であることを確認できた。