絶好のテニス日和
おそらく、今年最後だろう、こんな温かい初冬の週末は。
一昨日、張り替えた、
トアルソン デビル・スピンを使ってみた。
このストリングの見た目は、このように、
半透明の黒と白の融合した柄。
メーカーによると、このストリングを断面に見ると、
レンコン(蓮)のような構造らしい。
--------デビル・スピン・rencon-------インプレ (オムニコートでの印象)
[打球感]
ポリエステルなので、やはり、ナイロンよりも固めで、プラスティック板のような
硬さを感じる。
しかし、やはり、ポリエステルの中では、かなり柔らかいほうで、
ルキシロン社のものとは別の独特の打球感と言える。
[ボレー]
食いつき、ホールド感が、十分な感じで、
そこから、前へ押し出すような、速いボレーが打てる。
柔らかいタッチのときも、
面に吸いついているような時間を感じ、
そこから、スーッと、ネット際へ落とせる。
[ストローク]
ボレーのときほどのホールド感は、特別感じないが、
デビルなるスピン、その名のとおり、
真っ直ぐ飛んでいるのかと思うと、
ストンと、急降下するような弾道だ。
相手からすれば、伸びてくるボールだと思って、
ライジング気味に対応しようとすると、
思ったよりも、落ちてくるので、
最初のうちは、タイミングを合わせるのに、時間がかかるだろう。
スピンは、掛けやすいストリングである。
どう飛ぶかは、デビルスピンにお任せという感じだ。
[サーブ]
通常のナイロンやポリエステルに比べると、
スピンガットの特性で、
回転がかかるので、
飛びが弱いかな?と初めのうちは、そんな印象。
しかし、
思い切りよく振れるようになると、
サービスエリアへうまい具合に落ちてくれる、
というメリットはあるようだ。
相手のリターナーのサーブバウンド後の処理は、
さほど、通常のストリングのときと、変わらず、
適応はできているようの思えた。
サーバーとしては、いつもよりも、
ビュンと落ちてくれるのが、味わえると思われます。
スピンガットを使ったのは初めてなので、
他のスピンガットとの比較は、できません。
ひとつ言えるのは、トアルソンのストリングの種類の豊富さ、
そして、プロ向けというよりは、
アマチュアテニス愛好家向きに、
ユニークなネーミング(デビル、レンコン、トルネードなど)で、
照準を合わせているところが面白い。
世界のトップが、日本製のストリングのレンコン、デビル、なんてのは、
使うとは思えない。
冬のテニス。体も冷えて、
動きも鈍るし、
体のストレッチングも悪くなり、
届きそうで、届かないということが、ボールを追うと、
夏場よりも増える気がする。
まずは、怪我をしないようにし、
さらに、気温の低さで影響を受けるのは、
ストリングが一番だから、
柔らか目で、反発力があり、
なおかつ、縮こまったプレーになりがちなので、
ダイナミックに振り回しても、
コートに落ちてくれる、
そんなプレイやビリティの実現をプランした。
冬の入り口にきたばかりだが、
あと4か月半程度、厳しい冬テニス対策、一歩前進・。