サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

ラーメン屋でラッキー

今日は、土曜日ですが、
いろいろあって、出社しまた。

ラーメンて、小さい頃は、日曜日は、
インスタントラーメンを日曜日によく食わされた。
それが、ラーメンだと思っていた。

やがて、
近所のうまいラーメン屋に、日曜日に時々、
家族で行っていた。

受験生時代は、夜食に、
ヤクルトのクロレラ入りラーメンとか、
冷凍のラーメンを食わされた。

その後は、友達同士で、
昼飯とかで、学食だろうが、
どこでも目についた、暖簾をくぐっていた。

つまり、割安な食い物だという感覚だった。

しかし、グルメな時代に突入し、さまざまなラーメンがある。
さらに、そのこってりした脂で、お腹を壊すこともある。

が、やめられない、ヤミツキの味がある。


今日は、昼に、雨のタイミングを見計らって、
麺や葵へと足を運んだ。

魚ととんこつのダブルスープで、
後を弾く味。
しかし、いろいろ材料費の高騰のあおりで、
少しづつ値段を上げたり、
材料提供の調整をしている。

今日は、雨で少し寒かったので、
ラーメンに卵でもと思い、
味玉をオーダー。

数分後、
「お待ちどう」と、
出てきた、ラーメンは、
チャーシューの乗ったラーメンだった。
あれ?味玉のはずだったが、間違えたと思い、
気にせず、食べようとしたら、
「すいません、味玉でしたね?」と聞かれ、
「そう、別にいいよ」と言うと、
味玉を器に入れてくれて、
「いいのかい?」と聞くと、
「あ、どうぞ:と。
およそ、200円も得したことになる。

そう、サダチルは、この店で、大概、チャーシューメンを食うんだ。
だから、マスターもきっと、
いつものチャーシューと思い作ってしまったんだろう。

でも、その心意気がいいよね。
間違えたのを訂正せずに、追加で補うという精神。

ラーメン王「石神」もきたというこの店。
相撲の小錦もきた。

本当、やめられないんだ、このラーメンのスープは、濃厚で、
何度もいきたくなる味。

こうして、ラーメンの価値っていうのは、
1.子供のおやつ感覚、
2.日曜日の片手間ランチ、
3.受験生の屋食、
4.学生の友達との食事
という位置づけから、
見事に、グルメ志向の、
食べずにいられないほどの、
拘りの一品を貫く店も出てきて、
それを、狙ってまで、人が集まる場所になっている。

素材も高級化がすすみ、
ネギの仕入れ先からして、吟味しているんだろう。

頑固そうなあんちゃんかと思うと、
わりと、客をよく見ていて、
水がなくなると足してくれたり、
帰り際には、必ず、目をみて、
「ありがとうございました」という。

そんな人だから、
いつも何をオーダーしてるか知っているから、
俺をみて、
チャーシュー麺をつくったに違いない。

嬉しいね、こういう間違いは。

間違えても、満足させる、

それが、プロの極みだよ!

麺や葵!最高!


で、今夜は、
カレーを作ることにした。
夏は暑くて、
そうめん、ざるそばとか、
冷たいものばかりで、
ご飯から遠のいていた。

最近、ヒンヤリするんで、
温かいのがいい。
で、久々に、カレーを作った。

サダチルは、具の肉の灰汁抜きは、お玉で、チビチビ掬うのではなく、
豪快に、汁ごと、一度、全部を捨てます。
なぜなら、肉の質により、
やはり、臭みがあるので、
初期のスープには、どうしても匂いが混ざるので、
灰汁を取るだけでなく、
匂いを捨てるということも大事だ。

で、もう一度、具を煮込む。
それで、灰汁の出具合を見て、
良質の肉なら、灰汁はでない、
はずすと、まだ、少し、灰汁や匂いが強かったりすれば、
のう一度捨てる。

そんな風にして、エキスはもったいないが、
まずは、無駄な成分を除去することを優先する。

玉ねぎは、みじんにして、
一度、キツネ色になるまで、炒めて、
溶けるぐらいに、煮込みます。

ニンジンは、気持ちと色合いの役なので、
1本あればいい。

ジャガは、メイクイーンに限る。
そして、カレーと一緒には煮込まず、
別途、ジャガイモだけ、茹でて、やわらかくしておいて、
カレーを食う時に、鍋に入れて、
食べる分だけ、暖め、形くずれや、
どろどろに溶けるのを避けている。

まあ、しかし、今日は、ラーメン屋で、
本当、いい思いでした。