サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

贈る言葉

週末は、疲れて、爆睡の日曜日。
今日は、日比谷野音の90周年記念イベントのうちの一つ。
 
南こうせつ伊勢正三、イルカ、海援隊加川良 と、
メンバーは、申し分ないんだが、
あいにくの
 
野音到着時点では、パラパラ程度で、
これなら、大丈夫な雰囲気だったが、
いよいよ、開演の16:00.
南こうせつが、出てくると、
カッパきないとダメな感じだった。
 
2曲歌い終えると、
お待ちかね、伊勢正三が、はやばや、登場!
ん~、もしかして、裏方からの指示か。
つまり、雨足が強いので、
巻きが入り、
出演者全員、なるべくはやく、一順させたほうがいいという判断か。
 
10列目だったんで、よーく
見えたのに、この雨じゃな。
 
こうせつと、「22才の別れ」のあと、
ソロで、「ささやかなこの人生」、「雨の物語」を歌い、
ステージを去ると、
イルカ、登場。
「サラダの国から来た娘」、「なごり雪」を歌った。
60過ぎとは思えない、相変わらずの歌声だった。
 
そして、
「コスモス」、「教訓」
 
最後の海援隊のときに、どしゃ降りになり、もう、退去する人もだいぶいて、
武田鉄矢が、ひっぱる。
母に捧げるバラード」、「思えば遠くへきたもんだ」
で、ひと通りのアーチストの演奏が終わった。
 
もう雨が収拾つかず、
こうせつと、全員登場!
神田川」で締め段階に入るも、
なんだかぴりっとせず、
伊勢正三「海風」で、少し、引っ張るが、
スタッフから、巻きのあいずが、こうせつへ、伝えられたようだ。
 
そして、最後と、フォークの定番「遠い世界に」を唄うも、
前列のおっさんが、
「もっとやれ!」と、野次る。
 
すると、武田鉄矢が、なにやら、長~いトークの笑い話となり、ブーイングくらっても、
がんばっていた。
そして、
金八先生のおなじみの、
贈る言葉」で、
この90年も続いた、日比谷野音の、
ビッグイベントは、フィナーレ!
雨に、たたられたフォーク集会となった。
 
思えば、5年前、こうせつのグリーンパラダイスのときも、雨ではあったが、
ここまで、酷い雨ではなく、
5時間ものライブを励行した、こうせつの勢いは無かった。
 
今日も多分、雨じゃなけりゃ、いちアーチストあたり、40分ぐらいの時間配分があったはず。
正味一時間15分ぐらいの、内容になってしまったのは、残念だった。
寒がりの正やんは、もうやる気ナシ、の感じだった。
まあ、でもこれだけ、近くで見れたのも、
追っかけ30年にして、3回目だな。
 
俺自身、どうせ雨だから、正やんだけ見て帰ろうとか思ってたし。
 
そんなアゲインスト状態で、
武田鉄矢が、だいぶ頑張った。
そして、加川良も。
 
このあたりに、アーチストの格差を感じるな。
 
こうせつ、正やんはギター持ってるから、
ハンドマイクの鉄矢、加川が、雨に打たれるところまで、前に出て、
場をとりもった感じだ。
 
イメージ 1
開演前の野音
 
まあ、アーチストたちも、明日からまた、次のステージもあるだろうし、
早く終わらせたかったんだろうな。
「雨でやりたくねー」、「ギターぬれちゃう」、「寒い」
「ひとつだけしゃべらせて下さい」と、
なんか、人間味があったかな。
 
客だって、もう帰りたくてしょうがないのが本音だろうし。
集まっちまったもんだから、ちょっとはやらないとね。