またまた爆睡風呂も入らず。
でも、最近は、自分の健康が大事。
だから、夜更かしテレビなんてあり得んナ。
昨夜も、浅草末っ子の煮込みに、煮玉子サービスで、一杯やったら、寝ちまった。
いろいろ、近隣の店で、サービスしてくれて、美味しいものくったせいか、
そんな直後は、何くってもうまくない。
「空き腹にまずい物なし」
きっとこれって、心が満たされていないときに、人は、
どんなアホで、醜い、ブラックな連中にでも、
心をゆるしてしまうということではなかろうか?
自分の居場所を失くして、彷徨い続け、ようやく
たどりついた、一見、憩いの場所のはずが、
そこは、地獄の三丁目だったりする。
まさに、タイタニックだ。
風来坊のデュカプリオ扮するジャックが、
もぐりこんだ、豪華客船。
高貴な家柄の娘ローズと恋に落ち、
開けようかとした人生。
しかし、喜びもつかの間。
そこが、墓場となるとは知る由もなし。
なんとも痛ましい、物語。いや、事実なんだろうと、
あの映画を見ると思う。
天国と地獄
悪魔と天使
は常に、背中合わせで、近くにいるものだね。
もとはと言えば、主人公のジャックの
いい加減な人生に端を発している。
道をふみはずさず、きちんと内地で、職についていれば、
あんな豪華客船なんぞに潜り込んで、
身分と異なる階級の者たちの中で、
金をかすめたり、痛い目に遭わずにすんだろうに。
苦境を脱し、自分にふさわしい場所を得て、大いに能力を発揮できる場所。
そう簡単に見つからないかもしれないが、
でも、天職ということばがあるように、
切っても切れないもの、それは、魚には水がないと生きていけないのと同じように、
そんな、自分の居場所というものが、見つかっていないで、彷徨って、
愚かな行動をとっているのではなかろうか。
水を得た魚のように、誰もが生きられない世の中だということだ。
願わくは、
「魚の水を得たるが如し」