開花宣言。もうその前に、咲いてるの見た。
花粉も全開。
そんなときは、に限る。
何を食っても、飲んでも、旨い、店。
はずれメニュー一切なし。
プロフェッショナル、職人気質とか、
そういう言葉は自分から一切言わず、
冗談めいた会話しかしないマスター。
カウンターからよく見てると、
まな板、包丁は、具材ひとつ、切るごとに洗浄し、
手も必ず洗ってから、
追加のドリンクのジョッキを預かり、
潔癖ともいうべき、奇麗好きというか、
食の安全を、意識している人だ。
大嫌いな冬がやっと終わり、
花粉に悩まされる季節ももうあと1か月もすりゃ、
大好きな5月がくる。
俺にとっては、いい季節なんて、
たかが、1か月あるかどうかの5月から梅雨入り前までの晴天の日だけ。
アベノミクスも自意識過剰が、海外からの批判も厳しくなっている。
海外生産の逆輸入方式は、円安となった今、
難しい状態のようだ。
「仕事なんて、そううまく行くもんじゃない」
この頃、世の中の厳しさは、増しているように思えて仕方ない。
だからこそ、低価格でこんなに旨いものを提供できているこの店の
存在のありがたさ、プロフェッショナリズムには、圧倒されてしまう。