老いゆく身体。
ひとまず、11月から続いた50肩が、
終焉へと近づいたようだ。
聞くことによると、半年、一年、痛みに苦しめられたと、世の先輩たちは言う。
この冬は、寒かっただけに、老化を加速させた可能性がある。
ましてや、普段は、PCオタクみたいな者が、
この寒さは、体に堪えるのは当然。
昨日、今日と、テニスに勤しんだ。
二日とも、普段はあまり来ないような、
強豪の参加で、本調子ではないが、己の未熟さを思い知らされた。
まあ、しかし、こうして、テニスで、白黒つけるっていう、勝負が、面白い。
終始、マイルドなタッチのショットしか打たない人が、一番強かったことに気が付いた。
ディフェンス、オフェンスという境界線はなく、
明らかに、自分のほうが、いいボールを打っているのに、勝てない。
まさに、それこそが、技 なんだ。
相手の打球の威力を利用し、深いところへ、
戦わずして、自然体に近い状態で、ポイントを取ってしまう。
しかし、その自然体の奥には、きっと、
俺なんかよりも、修練した、要素が含まれているのだろう。
箸をもって、ごはんを食う
そんな事と同等に、ラケットをさばき、
ボールをコントロールしているかのようだった。
二日間、いい刺激になりました。