サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

昭和は美味しいよ~安いからじゃなく、懐かしいから

冬も、終わりに近いのか。
3月でも、たきには、雪も降るけど、
東京は、去年のような大雪にならず、
よかった。

2月は、天候のせいもあり、
テニスは冬休みって感じだ。

寒いと怪我もしやすいんで、
それはそれでいいのだろう。
去年も大雪で、出来なかったし。

さあ、そんなときは、
ちょっと、グルメ散策もいいだろう。

残念ではあるが、
荒川仲町通り商店街は、かなり、苦しい模様だが、1Kmと離れいていない、
ジョイフル三ノ輪は、活気づいていた。
近くに、イトーヨカドー、Olympicがあるのは、同じ条件どころか、
ジョイフルのほうがむしろ近くて、その量販店の影響を受けやすい距離なのに。

最近、ジョイフル近辺で、テレビの撮影が増えている。
築地も移転ということだが、
古びた昭和の最盛期を保った街並み、行き交う人々、
そこには、商売があるんだ。

それは、築地のような大きな市場だけではない。

さり気ない、国道のちょっと入った場所に、
庶民の台所があり、
そこの魚屋にも、築地の魚は届けられていることだろう。

今週末は、ぶらり、ジョイフルで、買い物。
なかなか、掘り出し物、人気店、ありまっせ!

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前から気になってた、餃子屋。
行列ができることもある。
8個300円、焼いて売ってくっるのと、生のままもOK!
にんにく効いてて~旨い!

餃子屋より、手前に、これまた、混雑してる、
天ぷら屋。
紅生姜が、名物

サクサクして、美味しいよ!
サービスで、大葉天、1個つけてくれる。

その天ぷら屋の向いは、
以前から知っていた、日向地鶏の焼き鳥。
焼き立ては、なかなか食えないかもしれないが、
物はいい。

中国産の焼き鳥をその並びで、大量に売っている総菜屋のが人気だが、
俺は、ここの日向地鶏のほうが、美味しい。
ただ、品薄ですので、あまり期待できないんだよな。以前からそういうスタイル。

腹いっぱい食うなら、
餃子屋、天ぷら屋がいいでしょう。
油で、炒めたり、揚げたりって、
後処理が大変だから、こういう店で、しかも
味よし、値段安いとなれば、売れるだろうな。

まあでも、揚げ物は、消化に悪いんで、
内臓で、結石になったりするから、
ほどほどに!

紅生姜なんて、焼きそばに添えてあっても食わないのに、
ここの天ぷら屋はそれを名物にして、しかも安いからね。
うどん、そばに、入れて食ってもおいしいだろうし、
酒のつまみとしても、すごく合う。

こんな下町の商店街、
たまに、酒のつまみ買ってみるのも悪くない。

近くの、ケンタが、
ポテトの安定供給がなく、しばし、販売中止だそうだ。
今宵も、オリジナルチキン3ピース買ったら、
なんか、いつもの部位の組み合わせと変わって、
レッグ2本と胸肉だった。

やっぱ、ケンタも、材料確保、ポテトだけでなく、
チキンそのものも、苦しいのではなかろうか?

最近じゃ、ハンバーガー始めたぐらいだからね。
ケンタもファミリー向けのパックが、少子化で、
以前の勢いがないのは事実だろう。

改めて、昭和時代のなごりで、
頑張っている商店街、
そして、まだまだ、人が集まるアーケードが、
存在している事実を、知った。

特別でもなんでもない。

ただの家庭料理をするお母さんの代役で、
天ぷら、餃子、だったりする。
屋台引いてたおやじから、
小さい頃、小遣いで、
銭湯の返りに、
1本買った焼き鳥、
そんな街並み、
生き続けるのは、当然じゃん!

どんなにか、昭和の主婦業の油技。
屋台引きのオヤジの焼き鳥、おでん、

今では、俺の住む町でも、
昼には、
スーパーへ天ぷら買いに急ぎ、
3時のおやつの頃には、
アイスクリームとホットドッグ売りしか、来やしない。

つまり、そんなジョイフル三ノ輪が、
生き延びている理由は、
懐かしさを買っているのではなかろうか?

しかも、それは、少子高齢化であるがゆえに、
東京では、1世帯平均が、2人未満という中で、
夕方、台所でつまみ食いしていた、夕飯前のおかずの宝庫。
そんな腹ペコと、イタズラっ子気分と、可愛気ある世代の市場(いちば)へと、
大きく、発展していたのかもしれない。