サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

Babolat Pure Strike 98 16 X 19~インプレ~②

Babolat Pure Strike 98 16 X 19

を合計、10時間使用した。

ストリングが今一つ、合わない気がしたので、
BABOLAT RPMブラストから、
GOSEN TECGUT 16に変更してみた。

イメージ 1

15年以上も前になるが、このTECGUTを、
HEADのPrestige XLに張ったフィーリングが少し、脳裏にやきついていて、
試してみようと思った。
TECGUTが出た頃は、ストリングメーカー各社は、
ナチュラルガットのフィーリングに近い、
ナイロンストリングの開発に躍起になっていた時代だ!
そういうコメントするようじゃ、俺も老いぼれ、週末テニスプレーヤーの域だ!

当時と100%同じ、TECGUTではないようで、
キラキラフィルムというのが、ストリングに施されていた。

イメージ 2

写真のように、随所に、キラキラ、光る、ラメのようなのがある。
でも、ゲージは、1.3mmなんで、ほぼ同じと思う。

ポリエステルのRPMブラストに比べると、
張るのはとても楽だった。

イメージ 3

今回は、テンションは、
59ポンド。
久々に、かなり固めのテンションに上げた。

このラケットの特性で、
バコーンと当てると、飛びすぎるときがあるんで、
ミスショット軽減のため、テンションは固いほうがいいだろうと思った。

例えば、HEAD社の現在の基準となっている、
RADICAL MPだと、
ある程度、回転をかけて、補正してくれるという、
いわば、ユーザが出来なかったことを、
アシストしてくれるようなメリットがある。

こういうラケットの恩恵を受けることが、
少ないのが、
PURE STRIKEの特徴なのだ!

しかし、実際には、これこそが、
自分のスイングの矯正になるわけだ。

10時間使用して、
やはり、
自分で、回転をかけるスイングが必須と思った。
インパクトして、すぐに、ラケットを起こす、
というスイングが合うように思う。
ボールの外側へ、振り抜くと、
あまり飛びません。

打点を前にして、
伏せ気味で、叩いていくようなショットは、
ネットしやすくなります。

振ったとおりに飛ぶという感じなので、
なかなか、ラケットで補正してくれる、恩恵が、受けられないのが、特徴です。

ストロークの回転のかけ方は、
厚いグリップで、
しっかりと、顔の前で、ワイパーになるスイングが、
適しているように思います。

アングルショットも、深いボール打つときと同じようなスイングでも、決まります。
回転を自分でかけにいくタイプの人には、合うでしょう!

スライスは、イマイチ、シャープなスライスが実現しにくいです。

ボレーは、ストロークほど、
このラケットの難易度は感じません。
思い通りに、コントロールできて、
速いボレーに適しています。

タッチボレーには、少し、慣れがいるでしょう。

サーブは、スピンサーブ打つ人には、扱いやすいと思います。
コントロールは良いです。
ネットしやすい軌道の特性だと思いますので、
スライスサーブで、あまり上方向へこすり上げないスイングだと、
ネットにかけることが、多いかもしれません。

全体的に、難易度は高いと言えます。
ただ、このラケットと使いこなすということは、
ラケットの恩恵、アシストなしで、
正しい、フォーム、打点、インパクト、が実現できているという、
上達に役立つと思います。