あちこち、アガシ引退で、
記念にラジカルOSの限定発売の広告を
目にする。
アガシより、サンプラスのほうが人々に感動くれるプレーヤだったと
俺には思える。
でもサンプラスって派手さがなかった。
アガシはインパクトはあるが、
どこか、スターというのとは違う気がする。
しかし、彼のテニスというのは
何か人生が出ていた。
デビュー当時は、
長髪で、変わったテニスファッションで、
ファンを楽しませるタイプで、
後にグランドスラムを獲る男には思えなかった。
イワニセビッチ、サンプラス、クーリエなど、
サーブ主体のテニスプレーヤが台頭する中、
グランドストロークを武器にしたスタイルが、
結局は、すべての大会を制したわけだ。
何はどうあれ、
引退記念ラケットとやらを買おうかと。
サダはこういうのに縁がある。
彼は、女優ブルック・シールズと結婚をしたが、
まあ、その頃はテニススタイルを確立しつつあった時期だが、
優勝には届かない時期であった。
ところが、
シュテフィ・グラフとの再婚からは、
現役復帰ともいうべき、快進撃で、
フレンチを制し、
グランドスラムを達成した。
まさに、人生とテニスが連動している。
今のテニス界は、女子だけで盛り上がっているが、
男子は面白いのがいないね。
なんか、個性がいまいちな人だな。
やっぱ、勝敗どうあれ、
スタンドが賑わうテニスしてほしいね、プロなんだから。
