ウィンブルドン2011
すごいぜ!
40歳のおばさんが、芝生のコートで、
20代で現役ピークを迎えるテニスアスリートの中で、
闘っていた。
その体の動きは、復帰直後よりも、数段、よくなっているのが、分かる。
現役時代よりも、サーブのキレとスピードもある。
俺は、伊達さんが、現役のとき、有明で、試合を見たことがある。
体が小さいが、
1ポイントごとに、食いさがる、執念が伝わってくる、そんなプレーヤだった。
今の時代、すぐに、切れてしまい、あきらめ、ふてくされる、
まるで、ゲームソフトが、攻略できずに、なげちまう子供のような
大人がそもそも、そうじゃないか。
政治もそう、一年ももたない、総理大臣、まさに、切れた子供。
伊達の、あの迸る汗と、フットワーク、あきらめずに、
前へ出る、精神を、見習うべきだろう。
負けてもいないくせに、諦めている。
それは、自分が勝手に決めた、敗北。
若い頃、可愛いかった女の子たち、
やがて、怖いおばさんになっていくのが宿命。
しかし、どうせ怖いおばさんなら、
世界が注目する、ウインブルドンで、そのおばさんの怖さを、別の場所・意味で発揮し、
自分より20cmも背の高い、相手を、翻弄するような雄姿ならば、
人々は、味方になってくれるし、それは、美しき怖さ。