サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

ロジャー勝ってた

眠い一週間だった。
 
ウィンブルドン テニスもセカンドウィーク。
 
ナダルの敗退から、いまいち、この大会は、盛り上がらない。
 
全仏で、ナダルに負け、4大会連続優勝の偉業を逃したジョコビッチも、
何か、メンタルがダウン。キレるのが早くなっている場面が、散見される。
 
一方、芝の優勝、最高記録を持つフェデラー
全仏で、ジョコビッチにボロ負けは勿論、
なんとなく、その前のマドリードの大会でも優勝したものの、
メンタルが、落ちていると見ている。
 
さあ、そのナダル抜きの、ウィンブルドン男子準決勝、
ジョコビッチ vs. フェデラーの対戦となった。
 
しかし!
帰宅するやいなや、寝てしまった
 
目覚めると、もう、第2試合の、マレーvs,ツォンガの対戦になっていた。
今週は、なかなか、飲みにいけんかった、世界No,1ホッピー!
やっと、今夜、飲みに行けた。
そんなんで、いつもより、飲んでしまい、帰宅後、ベッドで、倒れ込んだまま、気がつけば、深夜12時。
 
スマホで、スポーツニュースをチェック!
 
見出しに、
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フェデラー決勝進出!
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と表示されていた。
今のフェデラーでは、ジョコには勝てないと思っていたが、
やはり、ここへ照準をしぼって、ギアを上げてきたようだ。
 
全仏の負け方からすると、ジョコが8割がた勝算ありと見ていたが、
今日の、フェデラーは、かなりメンタルもタフに見えたし、
バックハンドストロークもほとんどミスが無くなって、
きちんと、修正してきたのだと知った。
 
WOWOWでは、ライブで見れなかったが、NHKで、録画がちょうど、目覚めると始まったところだ。
 
一年前のウィンブルドンから、3大会連続優勝、その存在感、人気を高めてきた、ジョコビッチが、
芝の上では、フェデラーの威圧感に負けている。
 
30歳になって、父親となり、もうかつての勝ち気な様相はなく、
落ち着いてしまったフェデラーが、
今日の準決勝では、
違った。
 
クールな表情で、ビクリともせず、
サービスエースを製造するかのように、
ガンガン、ジョコビッチをねじ伏せていく。
 
他の選手のように、ミスショットの後、大きな声で、きれたり、
エレガントなウィナーが決まっても、
腰のあたりで、グー握りで、ガッツポーズするだけの静かな王者
 
縦長のテニスコートのコーナーへ、
長いストロークラリーの後、一瞬のオープンスペースへ、突き刺さっていく。
 
メンタル、フィジカルとも万全だった。
 
4回戦では、腰痛で、メディカルタイムアウトをとっていた場面があったが、
まさに、打倒ジョコビッチ!
と静かに闘志を燃やしてきたのだろう。
 
芝生のコートサーフェイスでは、
打球は、弾まないで、滑ってくる。そして、それが、イレギュラーバウンドも引き起こす。
 
ハードコートクレーコートでのグリグリのスピンボールは、通用しない。
むしろ、バウンド後、初速より、極端にスピードが落ちるから、チャンスボールになるのだ。
ナダルのような変化球気味のスピンでも撃たない限りは、有効打とはなりにくい。
 
ラケットは、ストリングスを緩めに張り、
フラット主体から、スライスでサイドへきれるショットで、相手の軸をぶらし、
ウィナーをたたきこむ。
スピンは、押された時の繋ぎ、あるいは、組み立てのための深いボールで、
攻めのチャンスを作っていく。
そんなフェデラーの展開が、わかっていても、
対応は難しいのだろう。
 
先週から、俺も、最後の足掻きで、シングルスを始めた。
近い将来、腰痛が来ると、医者から宣告されているので、
それまでに、テニスの醍醐味、シングルス戦をできるだけやっておこうかと思う。
 
腰がダメになったら、
ソロ弾き語りでも、もう少し、本格的に、酒でも飲みながら、
伊勢正三さんのように、爺さんになっても、
演奏できたら、いいな。