六本木のディスコなんか、ビルの上に、エレベータ降りるとすぐ、
にぎやかな店内なんてのが当たり前だった。
Pappy'sは、２重のドアになっていて、防音には配慮され、
楽屋のような１室も用意されていて、ギターケースや、荷物を
おけるようになっていた。
１組目のソロアーチスト、ギターとピアノを操り、、
花の名前が歌詞によく使われるというかさはらさんが、登場。
あっという間に、サダんまの番がきた。
サダチルは、初挑戦のハープがうまく吹けることだけを祈った。
「ハーイ！２番手は、サダんまでございます」
とえんま大王ＪＣの迫力ある、第一声で、観客を引き込んだ。
およそ１ヶ月、レコマシンを背負って、スタジオでの録音にせいをだした、
まさに集大成でもあったので、
気合も入っていた。
さあ、長いトークになんとか切り込んで、
１曲目、
「君に会いたくて：のタイミングを計った。
にぎやかなトークに相反して、
静かなハープから入ったイントロが帰って、
ムードを和ませたと悟った。
まあ、ノリノリのえんまさんの演奏と
おぼえたてのハープに戸惑うサダチルの
コントラストが面白いシーンだ。
