悩み多き者よ！時代は変わっている
全てのことが あらゆるものが
この曲を初めて聞いたのは、中学生のとき。
オフコース「秋ゆく街で～中野サンプラザ・ライブ」のアルバムに、
収録されていた、オープニングのメドレーで、What' goin' onに続い
て唄われた、斉藤哲夫の曲だ。
この頃のオフコースは、ヒット曲に恵まれず、
ライブの回数、ＣＭソングなどで、やっていたと思われる。
実力派デュオでありながら、受け入れられない男性2人の高い声の曲。
やがて、5人編成のバンドになり、突然、メジャーに！
しかし、その全盛期はそう長くはなかった。
「さよなら」がヒットはしたが、
その後、ヒットチャートに出る曲はなく、
オフコースというくくりでのファンにしか受け入れられない曲がほとんど。
聞けば、オフコースとファンにはわかるが、
一般人に受ける曲ではなかった。
その頃の曲で、「生まれ来る子供たち」が、今、オリコンチャート1位だそうだ。
名曲ではあるが、当時、若者が歌うような曲ではなかった。
人間同士が助け合うよりは、関係なく、1人でなんでもできる時代なだけに、
こういう曲に、しがみつきたくもなるのかもな。
しかし、小田和正の詞は、理解しがたい、ばらばらに、あちこち、
飛び散る詞。
おー悩み多き者よ、時代は変わっている
すべてのことが、あらゆるものが
なんてわかりやすくストレートなんだろう。
