サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

Mucho gusto! サダチルシア~初めましてのご挨拶

サダチルという名前で、

ギター弾き語りを軸に、自由気ままな生きざまを、ブログに書いておりましたが、

Yahooブログ終了の都合により、

Hatena Blogへ、移行しました。

 そして、これを機に、名前を改める決意をしました。

 その名は、

サダチルシア

50歳に突入したかと思ったら、もう、5年も過ぎ去ろうとしています。

近年は、テニスをすると、膝や肩が痛くなり、

大好きなテニスをこれ以上、長く続けられるかどうか、

不安になって来ました。

 怖いのは、テニスが出来ないことではなく、

多くのテニス仲間を失うことです。

 サダチルシアという名前の由来は、

サダチル

という名前に、

灼熱のギタリスト「パコ・デ・ルシア

を掛け合わせたものです。

高校生の頃、毎年夏になると、

「ライブアンダーザスカイ」

という野外の音楽イベントがあり、

ラリー・コリエル、アルディメオラなどの

ギター・インストのアーチストが好きだった。

そんな中で、ナイロン弦のパコ・デ・ルシアという人が、

印象に残っていた。

フラメンコという民族音楽であることなど、あの頃の俺は知る由もなく、

フュージョン系のギタリストだとばかり思っていた。

ところが、フラメンコというのは、

歌(カンテ)、踊り(バイレ)の裏で、

伴奏をするのが、フラメンコのユニットのスタイルであるが、

パコは、フラメンコのソロギターの名人で、

フラメンコソロを表舞台化した、革命家とでもいうべき人であることを

最近、知ったのでした。

50歳を過ぎて、もし、テニスが出来なくなったら、余生をどう楽しもうかと、考えておりました。

 そんな矢先に、テレビで、タレントが、自分の好きな街のショップを紹介する番組で、近所の中古ギターショップが、紹介されたのを見て、見学に行ってみた。

スペインの老舗の工房で製作された、名だたる名工による、

フラメンコギター、クラシックギターが、沢山、木枠のガラスケースに、

1点ずつ、湿度計も入って、飾られていた。

木のぬくもりが、何とも言えない、癒し感があるなと思った。

価格も、何百万という値段のようだ。

 

そんなんで、フラメンコギターを1本、入門用のお手頃なのを購入しました。

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コンデ・エルマノスという工房のものだ。

兄弟で営んでいた工房だが、

今は、各自独立しているようで、

コンデ・エルマノス

とは、現在、ブランド名となっている。

フラメンコギターは、通常、シープレスという木材で作られていて、

ボディの厚さは、ジャラジャラと伴奏をすることが多いので、

クラシックギターよりも薄くできている。

しかし、このギターは、パコデルシアも愛用していたブランドで、

パコのように、伴奏ではなく、ソロを弾くための仕様で、

素材は、ローズで、ボディもやや厚めで、音の鳴りを大きく設計されている。

伴奏用のシープレスを白、

ソロ用のローズを黒、

と呼んでいるようだ。

 

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サウンドホールの上下には、透明のピックガードがある。

これは、ゴルペ板というもので、

フラメンコでは、ギターのボディを、指先で、叩くことが多いので、

ボディの傷防止のため、このようなものが、付いているのが、

クラシックギターとは一目で区別のつく部分といえる。

 また、ボディの奥に張ってあるシールで、

製作家や製作年がわかるので、

そのギターの知名度、価値判断の参考になるのです。

雨でテニスが出来ない週末だけでなく、

老化で、身体の衰えを感じる今、

余生の楽しみを

フラメンコギターを奏でながら、過ごそうと決意しました。

 

by サダチルシア