今週はまたしても、雪に見舞われたが、前情報と少しずれたか?定かではないが、深夜ではなく、ほぼ日の出頃の雪で、気温もそこそこ高くなってからだったせいか、通勤には、困らずに済んだ。
2月の雪の後、暖かくなったので、毎日、ウォーキング50分を朝晩で計2本やっていたら、腰にきてしまった。そんなんで、整形外科のご厄介になって、貼り薬で、結構、回復してきたぜ!
関節リウマチの方は、良好で、かれこれ、半年、検査結果は、問題なしを持続している。
しかし!
愛用のフラメンコギターが、in Hosipitalのリペアとなっちまった。
原因は、乾燥により、フレットの両端がバリと呼ばれる、指板から突き出た状態になり、左手で弦を抑えたり、ネックの移動のときに、軽く手の平や指の根元に、チクリと当たるようになったのが、激しくなった。
これは、フラメンコギターに限らず、フォークギターでも学生時代に買ったら、起きた症状だ。
購入店に問い合わせると、「乾燥が原因ですまずは、加湿を」と返信がきたので、電話して、すぐさま、リペアに出向いた。
リペア担当の人に、見せると、フレットは、乾燥が原因ですが~
ん~
っと、目を険しくした。
ボディに指板の接合している部分が、割れはじめて、隙間が出来てしまうほど、木材がやられていた。
年明けから、毎夜、自宅で、床暖房つけて、エアコンつけている部屋で、練習をしていたのが、原因で、乾燥しまくったようだ。
しかも材質が、シープレスという音色もいいそうで、近年、値上がりしている木材のため、乾燥に弱いそうだ。合成材質のギターと比べると、高価なギターほど、本物の木材を使うため、メンテナンスも重要だそうだ。
とりあえず、メンテナンスに2~3週間要するそうだ。まずは、加湿でどこまで戻るかを見るためだそうだ。
新品の手作りギターのほうが、こういう症状は出やすいそうだ。ある程度、年数が経過している中古のギターなら、リペア済だったりする場合があるから、乾燥にも対応できる傾向にあるという。
つくづく、ギターは、生ギターという言葉があるとおり、生き物のようだ。
ひとまず、修理に預けている間に、自宅にある他のフラメンコギター用に、加湿剤を購入した。
という製品で、
溶剤が入っている入れ物に、水を足し、
このように、3弦と4弦の間に装着し、ギターケースにしまってけばいいようだ。
生ギターには、休養が必要なのだと、初めて知った瞬間。
クラシックギターやフラメンコギターは、スペインの老舗の工房の名工らが、注目されがちで、高い値段がついている現状だが、使っていくというアングルからすると、メンテナンスの重要度が問われると思うぜ。
なんちゃら工房の誰それ製作
というだけで、500万円は下らない価格がついて、国内では、売られている。
しかし、弾き手からすれば、購入後の、メンテナンスをしてくれる、リペアが重要なのだ。
地味な立ち位置かもしれないが、リペアマンなくして、プロのギタリストの存立基盤はないのである。
by サダチルシア