サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

新ユニット~ヒロチル・デビュー

さる3月8日、鴬谷What's upにて、サダんまレーベルより、

新ユニット「ヒロチル」がデビュー!


ヒロ=片石宏海
  +
チル=サダチル
  =
ヒロチル

という式が成立!


ギター1本とカホンだけで、こんなにも楽しいライブができるんです!

どんなに腕がよくても、人数が多くても、設備がそろっていようとも、
リズムもバラバラ、チームワークも悪い、独り善がりなミュージシャンの集まりでは、
誰も振り向きもしないだろう。

音楽とは、音を楽しむこと。

まさに、この映像は、そんな本来の、「人間にとっての音楽の在り方」を伝えている。
さびいしいとき、ギターを弾いて歌うことを始めたギター少年が、
大人になった今も、こうして、小さな酒場で、演奏するだけで、
そこに居合わせた客たちとともに、盛り上がったり、しっとり感に浸ったりと、
それが、音楽の出来る共感をするという一体感ではないかな?

先日の、大音楽集会でのサダんまの演奏は、おそらく他のどのバンドよりも、みすぼらしい結果となったであろう。
最後まで、意見も合わず、チューニングも合わず、演奏も合わず、自己満足の魔性に取りつかれた
えんま大王の強欲、そして、ライブ経験に貧弱なわりにプライドだけは高い六休が、本番で、あわや手が止まるのではないかという、観客の誰もが気がつく完全なる演奏ミスで、失敗ライブとなった。結果、2人に譲歩し、確実に自分のパートを丁寧に演奏しきった、サダチルが、何とか、安定した演奏をキープし、これまで積みあげた、ワッツアップでの実績が、ものを言わせたと言えよう。音楽の神様は、純粋で、嘘を許さないから、大舞台で、ハッキリと、普段の取り組みがどうであったかをスポットライトで照らし、志の悪い者は、失敗という裁きを受け、謙虚で地道に練習をした者には、眩しい輝きを放ち聴衆から温かい目で見守られるこの上ないご加護を得られるのである。

では、にわかユニット「ヒロチル」の楽しい、演奏をご覧ください。
一度も練習したことないのに、この2年間、一緒に、ワッツアップでやってきた2人のソロ弾き語りが、ぶっつけでも、こんなにまで、客と楽しみながら、ライブができるのです。

思えば、一年前になるかな。
この鴬谷What's upで、翌月のライブ出演の予約をしようとしたら、
マスターに帰りがけ、
「ちょっと、グレードをもっと上げたステージを考えているんで」と、断られた。
片石さんもサダチルもその頃、常連となって、波に乗ってきた頃だっただけに、
愕然とし、「別のライブスペースを考えねば」という状況に追い込まれた。
ところが、数日後、マスターから電話があり、
「もっと客に話しかけてください。BGMになっちゃってます。そんなことしか言えないんですけれど、客との一体感を意識して、30分のステージのうち、2曲演奏し、後は、全部しゃべりでいいです。そういうことで、今後もヨロシク!」と。
片石さんにも似たような連絡があったそうだ。
 そんな下町のライブハウスのマスターの言葉が生きて、サダチルだけは、先日の弾きずさむ音楽集会は、結果を出せた。

では、お待たせ