サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

テニスも音楽も

サザンの活動休止は、なんだか、らしくないね!

んー、あの理屈が少し、うそっぽいというか、
何か本心に思えない感じ。

「モチベ上がらないのに、音楽やるのがウソになる」とか?
どっかで、聞いたセリフ。
そう、キャンディーズが、29年前に、
「普通の女の子に戻りたい」の真意を問われた時の、
ランちゃんのインタビューで、
「コンサートの終わりに、私たちはこれからも一生懸命歌います!という
その言葉が、自分たちには、本当はない思いなんで、嘘になるでしょ」
と。

きっと、これから、女としての人生を考えたときに、
自分の歌う歌詞の内容だの、金払って見にくる客に、
お義理のお礼を言うことに、
不自然さを覚えたのだろう。

なんちゃって、サダチルは、心理学者みたいな。

虚構の世界にしか生きる場のないはかなさを知り始めた、
キャンディーズ3人の枯れていく様を一番知っていたのは、
ラン、スー、ミキの本人だったのだろう。

サダチルはなぜ、テニスをするのか?
世界No.1になりたいから?
そんなわけないだろ。
あんな疲れるスポーツで飯を食うのは大変だ。

サダチルはなぜ、ギターを弾くのか?
ヒット飛ばして金儲けしたいから?
そんなわけないだろう。
あんな毎日、旅から旅のツアーで、
くたくたになっちまう。

そう、俺は、テニスで、いろんな人と出会った。
今は、この街で、日曜日にのんびりテニスを楽しんでいるのが好きだ。

そう、俺は、地元ワッツアップで、自分と全く違う生きざまの人と、出会った。
誰もが平凡で、家族がいて、仕事があって、順当に生きていくものと思っていたが、
そうじゃなかった。
多くの人が、仕事につまづき、恋に破れ、
それでも、生きていこうとする思いを、ギターやピアノに託し、
小さな空間で、一所懸命歌う姿に、必死に生きる姿に、
感銘したんだ。

だから、モチベがあがらねえぐらいで、自分の好きで始めた音楽だけを捨てるならまだいいが、
期待していたファンまでも、捨て猫のようになってることに、責任を感じないのか?

サザンよ、やめるのはまだ早い。

こうせつも、拓郎もまだ、がんばってるんだ。
そして、サダチルという無名ながらも、
音楽に関しちゃ、金なんかいらない、
1人でも聴いてくれる人がいれば、
そんなプロ根性を持った男がいるんだってことを、
伝えたいんだ。

まだまだ、サナギ。
羽が色づいて、
蝶になって、大空を飛ぶのはこれからだ!