サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

熱情

ピアノソナタ第23番ヘ短調「熱情」
 
言うまでもないベートーベンですね。
 
サダチルは、高校~大学ぐらいの頃かな、
テレビドラマで、「少女に何が起こったか」という小泉今日子主演で、
イジワル役の賀来千賀子との若手男性ピアノ教師(辰巳琢郎)をめぐる三角関係のドラマで、
キョンキョンが練習してたりするシーンがあった。
 
第4楽章のあの激しい、鍵盤のリズム。誰が聞いてもわかるだろう。
 
この曲の醍醐味は2つある。
 
1.動機労作
2.運命
 
というトリックだ。
 
1.の動機労作とは、和音を分解して、上下させるピアノの弾き方。アルペジオみたいなもん。
だけど、なかなか、こういう曲自体が、当時なかったのだろう。
 
2.の運命。かの「運命」、地球上で最も有名な曲といってもいい、
あのジャジャジャジャーン!
 
が、この「熱情」の第一楽章で、既に登場しているのだ。
 
しかも、ベースの単音だけで、何度か、出てくる。
これが、3年後、あの「運命」となったのだ。
 
小中学の頃、音楽の教科書では、「戦争を知らない子供たち」があった。
まさか、大人になって、自分は、70年代フォークソングが好きになって、追求していくと、
これが、杉田二郎の、フォークの歌だったなんて、思いもしなかったな。
同じように、伊勢正三の「なごり雪」が、その後の世代では、教科書に出ているとこまで聞いた。
さらに、その後の世代は何が、音楽の教科書に出てきているのだろう。
 
だけど、このベートーベンの「運命」を越える曲はないのか?
 
サダチルは、ただの趣味で、ギター弾き語りしているだけの男。
 
たまに、空から降ってくる曲を具現化するだけ。
 
自分で無理に、曲を書く必要はない。
 
あと1ヵ月後に迫った、アコパラ2!
 
先週末は、久々に、えんま大王Jcと、スタジオに入り、練習。
互いの新曲を歌い込み、手ごたえを感じた。
 
サダんまと言えば、「闇夜の脱出」が、ユニットの象徴的な楽曲であるが、
今度の、アコパラは、また、きっと、楽しい、愉快なサダんまの新曲を、
披露しようと、意気込んでいます。
 
自由に生きる俺たち、サダんま
 
ベートーベンもきっと、「あいつら、面白えっ」って、笑ってくれるだろう!