たまには、脳もリフレッシュすると、イイネ!
身体は、鍛えりゃなんとかなる、心は、恋でもすりゃいい、内蔵は、酒でも飲めばいい、
だけど、意外と出来ない、頭脳のリフレッシュ。
仕事柄、年中、参考書読んだり、インターネットで、関連サイトから、プログラムをパクッたり、
自作のコードを提供したりと、何かと、頭を使う。大して、頭もよくないので、苦労してます。
人間は、ホモ・サピエンス、考える葦であるなら、どうやって、脳を癒してあげるのがいいのだろう。
今日は、そんな物語
この日は、俺の従事する仕事で使うソフトの開発者が集う日。土曜日だが、早起きして、家を出た。
たどり着いた駅を降りて、高台の町を歩き出すと、閑静な住宅街が続く。
一体いつまで続くのかと、ややストレスが溜まりかけると、ようやく、目だった車の通りの多い、道路に出た。
その角には、なんだか、可愛らしい、ミッキーが立ち並んでいて、ふと、足を止めてしまった。
この可愛い角を右に曲がり、しばし歩くと
東大な緑が、じゃなかった、雄大な緑が、生い茂った、一帯は公園に囲まれた、スポットに辿り着く。
古びた、レンガ張りの、シンボルは時計の塔のようなの校舎が立ちはだかる。
そんな伝統を感じさせる建物の奥には、
近代建築の、オートロックのような、厳重な入り口の棟が、いくつも連なる、
研究所が、聳(そび)え立っている。
研究所内には、一般の人も利用できる、イタリアンレストランがあり、
さらに、中2階には
オープンテラスの席もあり、研究者たちは、煮詰まったときは、ここで脳を休めたりするのだろうか。
オープンテラスのカフェを見下ろしながら横切る通路から、棟内に入ると、
数百人は収容できる、ハイテクなホールがある。
残念ですが、会場内の研究発表は、お見せできません。
また、このホールの隣の、ホワイエは、広々として、
ちょっとした展示場にも利用されている。
その展示場で、一際(ひときわ)、ひきつけられたのが、
本の表紙に、π、γの記号が付けられた、同人誌。
この一番手前の「uuencodeされた本」は、
このように、PCでの圧縮結果を印刷した、本となっている。
注目の、πの本も
このように、円周率の結果がずらりと、並んだ本なのだ。スゴッ!
あっけにとられました。
このコーナーは、それだけでは、終わりませんでした。
「バカには見えないピアノ曲」
何コレ?
と思い、手にとって、開いてみると、
ナント?
音符が、五線譜に一つもない
サダチルは、「バカ」だったんだ。
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で、「おアトがよろしいようで」で、終わりたいところですが
少し後で、知り合いの編集社の女の子も来ていたんで、
この話をすると、
「それって、裸の王様みたいなもんじゃん」
と、軽く、結論を言い当てました
なるほど、王様は裸なのに、虹色、金色とも、表現のしようのない豪華な服が、目に見えないのか?というあの物語、実は裸だったんだよな。
同じように、この何も書いてない五線譜は、特別な者にしか見えないんだな~っ。という嘘っぱちの
レトリックが、分からなかった俺って、
やっぱり、バカ。だね
ちょっとは、頭の体操になったぜ!