サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

サーブの極意

 
ビッグサーバー、なんて言葉、もしかして、死語?
 
今のテニスは、サーブで仕留めるのではなく、
ストロークで、押して、カウンタで抜く、
そんなラリーの続くテニスが主体だ。
昔、ウィンブルドンと言えば、芝生のイレギュラーの対策も含め、
サービスエースで仕留めるか、
ネットに出て、ボレーで、応戦というスタイルだった時代がある。
 
しかし、ベッカー、エドベリ、イワニセビッチサンプラス、と、
もう、ビッグサーバーの時代は終わったかもしれない。
イワニセビッチは、サービスエースの大会新記録を何度も、樹立しても、
優勝は、なかなか出来ない選手だった。
 
さあ、今日は、少し、サーブの解説をしておこう。
 
フラット、スライス系のサーブは、ボールの真後ろではなく、半分よりも上の方を、インパクトする
 
イメージ 1
 
 このあたりの感覚を身につけるのが難しい。
つまり、いいサーブが入ったときは、こういう当たり方をしていると思えばいい。
高いところへ、トスを上げるわけだから、ラケットを下から上へ振りあげるのだが、
その時、ボールの真後ろ、ボールの下半分にならないように、
包み込んでいくのが、フラット、スライスでのサービスの成功率を上げるポイントだ。
 
スピンサーブは、一般の人では、あまり多用することはないかもしれないが、
頭上にトスを上げるので、ボールの上は叩けない。
真後ろを下から、上へこすり、ボールの飛ぶ方向と、反対方向へラケットが、離れるイメージだ。
 
夏は暑いから、ゲームも早く終わらせたい、そんなときは、
サーブの成功率を上げて、省エネ テニスを心がけるのもいいだろう。