サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

平和の祭典~oLinas

快晴、サンジャポで、目が覚めた
 
久々に、プロツアー用の12本入りのデカい、テニスバッグを出して、
ラケット3本、ウェア1セット、スポーツドリンクを詰め込んで、
相棒とで、会場へ。
 
自転車で、走ってるだけで、暑い日だった。
しかし、こうして、墨田区の街を昼間のんびり、チャリで走るのは初めてだ。
いつもは、夜の酒場めぐりの姿しか見てないから
 
曳舟には、Ito Yoadoが、できたんだな。養老の滝ぐらいしか知らんかった。
 
そこから、5分も走ると、これまた大きな、ビルが立ちはだかっていた。
oLonas
という巨大ショッピングモール。
1階は、広場の両脇に、Tarry'sだの、Macだのいろいろファスト系、
映画館もあるし、ずいぶん、錦糸町も立派になったもんだ。
 
oLinasを抜けると、すぐに、テニスコート4面、サッカー場1つの錦糸公園がある。
このテニスコートは、四方が、金網とカバーで覆われているので、
試合するとき、外野の目線が気にならない。
 
待つこと1時間。
シングルスの試合がもつれていて、待たされた。
ようやく、試合の順番がきたころには、
なんだか、身体も冷えてきて、
日差しも、すっかり、夕方へ向かう西日へと変わりつつあった。
 
試合開始!
予想通り、俺には、ボールは飛んでこない。
ほぼ、相棒が狙われた。
 
試合前の3分間ラリーで、お互い、さぐりを入れて、
ポイントとれそうな方を、つけ狙う作戦だ。
3分間ラリーで、ほぼ、俺のストロークは、相手は、バックアウトするような、
返球しかできていなかったのだ。
 
中盤、ようやく、体もほぐれて、サービスエースが出始めた。
40-30まで、追い込んだ。
ここで、あと1ポイントで、ワンゲームとれるというところで、
どうしても、相棒が狙われてしまうし、
アドサイドの相手には、俺のサーブも取られてしまう。
 
かくして、久々の試合は、惨敗してしまった。
 
が、目標の
1.ダブルフォルト0(ゼロ)
3..フォアハンドストロークのポイント
は、達成!
 
しかし、昔、荒川区の大会出ていたころは、
執行部の人たちって、自分たちがやってあげてるんだと偉そうにして、
なんか感じ悪い人だったし、
対戦相手も、試合中に、ポロっと、嫌味なそぶりを見せたりと、
変なストレスを感じだもんだが、
この墨田区の人たちは、皆、ジェントルマンだった。
 
腰が低くて、サービスチェンジでの、ボールの渡し方も、丁寧で、
ラケットで、打って渡すようなことはしない人たちだった。
 
隣のコートまで、ボールが転がると、すぐさま、審判がタイムをかけて、
お互い、気持ちよくプレーができる。
 
荒川の頃は、ボールをケッ飛ばして、嫌な顔して、迷惑!って態度をする奴が多かった。
審判も居なかったし、品の悪い大会だった。
 
まさに、教育の行きとどいた、スポーツの祭典だった。
区政がいいのかもしれない。
そして、このoLinasのような、美しいのんびりした、施設もあり、
環境がいいから、プレーヤーも、試合前、待ってる間に、お茶しながら、時間もつぶれるし、
oLinasに来た人も、とおりすがりながら、テニスの試合をちょっと覗いて、なんて、
立ち寄る姿もあった。
 
主催者側は大変だが、
こういうイベントが、もっと頻繁にあると、いいのだろうと思った。
主催者もサラリーマンゆえ、しょっちゅうやってらんねえってのが本当のところだが、
区、町、人が、週末、生きる喜びを分かち合い、
平和への貢献、イベントによる微々たる経済効果をも創出する。
 
震災後、ニッポンは、滅び去るかと思っていたが、
まだまだ、枯渇などするものかという、
人々の結集を、今日は、垣間見た。