サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

雨ニモマケズ~グリグリ スピン

の続く日々。新聞が、ビニールにくるまって届けられ、空けるのも、捨てるのも、面倒だぜ。
 
今日は、午後から少し晴れ間も見え、なんとかが、できたぜ。
水はけもよく、さほど、フットワークへの影響も感じなかった。
 
イメージ 1
 
■サダチル流 スピンの掛け方(フォアハンド ストローク
この画像は、ラケットを3D化できなかったので、背景の立体の四角で、は表面で、グレーの奥行で、表現している。
 
① ボールより、常にラケットは下から出る。
  ・ その際、ボールより、どのくらい下かを、固定する習慣をつける。地面すれすれから、とかいう、コーチもいるが、そんなことはありません。ボールからレームの上までの距離を、10cm とか、20cmとか自分のインパクトイメージを作ります。
 
② インパクトの瞬間です。ほぼ、打球方向に向かって、ラケットの角度は水平となり、奥行きもありません。飛ばす方向に対し、垂直ということ。ラケットが真正面を向いているぐらいで、捉えてください。実際には、人間ですから、静止はしてませんし、運動しているわけですから、微妙に、ぶれています。
 
③ インパクト直後です。 実は、この形が一番重要です。私の下手なイラストで、わかりづらいかもしれませんが、インパクトが終わり、ボールよりも、ラケットは、上へと向かう段階です。よって、フレームの上のグレーの部分が、見えていますね。もう真正面は向いてなくて、水平のラケットは、少し、かぶり気味になって、前えと押しだそうとする直前の位置です。
 
さらに、次の図で、ボールとラケットの接触方向について説明します。
 
イメージ 2
ラケットを手に例えると、親指の位置から、小指の位置へ抜いていく、方向です。
ボールそのものは、インパクトの②のところで、一番、接触しています。
このときに、厚く当てると、強烈な打球が飛びます。
薄く当て、上へ振りぬくと、カシャッという音のする、ミニストロークなんかで使う打球になります。
 
■テクニック
 
③の位置に近いところ、すなわち、②よりももう少し、上へ振りぬく段階に入るぐらいで、インパクトすると、順クロスへ、回転の効いた、決めのショットが打てます。相手も、タイミングがあいません。
 
①の位置で、インパクトもしくは、この段階で、ボールに接触していると、回転はかかりますが、マッタリとして、相手のコートで、バウンドしても、弾みません。また、スイングの状態で、ラケット面が上を向いたりすると、オーバーしやすいショットになります。スピンがなかなか習得できない人は、この状況に陥っている可能性がないか、チェックしましょう。①の段階では、ボールとラケットは、接触はしていません。
 
あくまで、ボールに対して、ラケットが、親指から小指への方向で、インパクトは、②の位置が、普通です。
 
ボールのどの辺を打つのか?
 
ラケットの軌道は、説明しましたが、ボールのどこを打つのかというのも重要です。
 
イメージ 3
① 通常は、ここです。ボールの真後ろをインパクトし、ボールの外へ振りぬきます。
 
② ここは、クロスへ打つときに、有効です。また、厚い当たりで、野球でいうカーブのような回転をさせたいときに、ここをめがけてインパクトします。強力な回転と、重い打球になることでしょう。
 
③ ここは、アドサイドから、逆クロスの方向へ打つときに有効です。また、ここを、思いきり、下から上へ、振りん抜くと、やや薄めの当たりで、ボールを玉子のように、イビツな形になる回転をかけることができます。
さらに、ここから、ラケットのフレームから入って、②の方向へ、厚く振りぬくと、②ときよりも、回転の効いた、逆スライスというか、トップスピンのスライスとも言いますが、かなり、滑りながらも、スピンがかかった強い打球が打てます。
 
 
ということで、フォアハンドストロークは、スピンをかけると、コントロールもよくなりますし、多彩なショットが、まるで、野球のピッチャーのように変化をつけて、相手の予測できない打球、球種となり、ゲームでの勝率もあがります。
 
当然、グリップの握り方も状況により変わります。
頭をやわらかくして、いろんな打ち方をしていいわけで、あまりテニスコーチのいいなりになりすぎず、許容範囲という幅を意識し、状況に応じた、グリップチェンジと、ボールの打つ位置、ラケットのインパクト位置、は、さまざまに変えていいのです。
 
楽しいテニスを心がければ、おのずと、技術向上します。