開いたり、閉じたり、五月雨とでもいうには、少し違うけど、そんな季節。
思えば、1年4か月、遠ざかっていた、ライブ活動。
6年前だったか、ここで、先輩に連れられて、ギターで歌ったのは。
あの日も雨の夜だった。
当時は、レパートリーもなく、
学生時代に作った、1曲しかできなかった。
今も、さほど腕があがったわけでもない。
そんなことも踏まえ、ためらってたが、
ブルースのしゅうさんが、電話をくれた。
仕事帰りに、ライブハウスってのも、
体験したことがなかったな。
大概、前もって、予約して、準備して、休日に、演奏したものだ。
きょうは、客として顔だしたつもりだったが、
しゅうさんや、みなさんに背中押されて、
ステージへ上った。
やはり、家で、ギター弾くのとは、わけが違うと、つくづく思った。
頭の中で、趣向を凝らす余裕など全くなく、
ギターを弾くのが精いっぱいだったが、
こんなにも、気持ちいいものなんだ、って、
久々に思った。
ひろなすさんも、暖かく迎えてくれた。
あん亭さん、キー坊さん、コレンさんと、
馴染みの顔ぶれで、店の雰囲気も、
和気あいあい、だった。
震災を乗り越えて、生きてきた、それぞれの時間。
みなさん、どうやって、どんな思いで、この再会までを、
生きてきたのだろうと。
何はどうあれ、お元気で、よかったというのが、
サダチルの、開口一声。
昨日から、スマホで、聴いてた、
「きっといいことが待っている」って、
小田さんの hello hello!
きっと、このことだったのかもね。