サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

ウィンブルドン2013

 
昨日は、3か月ぶりに、プロコーチのレッスンを受けた。
 
両膝を痛めて、半年。
最近、全然、走っていないから、
さすがに、このプライベートレッスンは、きつかった。
プライベートレッスンは、
巷のテニススクールのような流しのメニューと違って、
2分間ずっと同じ、ショットを続けたりする、ボクシングのスパーリングみたいなものなので、
息があがっちまう。
 
この日は、無理せず、途中で、上がらせてもらった。
帰りの車中で、コーラをガブ飲みしながら、帰宅。
腹ぺこだったんで、
浅草 
で、チャーハンを食った。
蘇るひととき
 
すぐさま風呂に入り、極楽そのもの。
 
ぐすっりと睡眠。
日曜の夜は、寝付きが悪いのだが、
湯上り後は、もうバッタリ寝ちまった。
 
これで、膝が、痛まなければ、ほぼ、完全復帰か。
長い怪我だった。
 
何度も振り返る、怪我をしたばかりの頃を。
3日もすれば治ると思っていたが、
医者の初期予想で、2週間だったが、治らず、
春まで待ちましょうと言われ、
確かに、4月には、階段上り下りでの痛みもなくりつつあった。
しかし、激しく走るテニスというスポーツは、
そう簡単に復帰という状況ではなかった。
 
去年のフレンチオープンで、7度目の優勝をした、ナダルが、
ウィンブルドンで、膝を痛め、早々、敗退。
その後、9か月もコートへ出てくることはなかったが、
復帰後、8度目のフレンチ優勝という快挙。
 
怪我の前よりも、いろんな要素が、優れているようにさえ映る。
 
俺自身は、この休養期間、逆に、趣味だ、酒だに走ることをしなくなっただけに、
メンタルは成長したかもしれない。
 
心の体もゼロがいい。
 
無為自然の自分。
 
あれやりた、これやりたい、ならまだしも、
何かをやっていなといられない、
あリあまるストレスの発散が、
挙句は、人を傷つけていることにさえ気がつかない者もいる。
 
しかし、もっと悪いのは、
そうまで、ストレスがたまるほどの状態に追いやっている、
社会ではなかろうか。
 
薔薇は、さくらにも、ひまわりにもなれない。
 
美しいバラとて、それは、努力でもなんでもない、
そう生まれてきただけ。
 
無の境地、それは、ありのままの自分と向き合うことかもしれない。
 
何かに没頭しようと、夢中になろうと、
一時の、トリップだったり、自己否定だったりする。
 
ウィンブルドンテニスが、終わる頃は、
暑い、真夏がやってくる。
昨年は、フェデラーに、優勝を阻まれ、
準優勝のセレモニーで、コートで、泣き伏した。
 
今年こそ、77年ぶりの、地元イギリスに、
テニス王者として、栄冠をもたらしてほしいものだ。
 
それには、やはり、メンタル、フィジカルとも、
ゼロになることだろう。