サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

大繁盛なのに喜べない~行列とまでは行かないラーメン屋

 
ざっと眺めただけで、3軒は目につく、ラーメン屋。
 
先日、書いたとおり、
この交差点のIHヒーターで、つけ汁を温める、ラーメン屋は、
たかが2か月で、閉店。
 
その後、入った、ラーメン屋。開店後、1週間ちょい。
 
今日は、滅茶混みで、外で、立って待ってる客すらいるではないか
 
このあたりのラーメン屋は3年といないで、変わっていくのに、
はたして、これは、ついに、ヒットの前兆か。
 
ドロドロ、ギトギトのとんこつが、長年支配してきたが、
さっぱり系の時代へと返り咲こうとしてるのか。
繁盛してる店ということは、味がいいわけだから、
普通に考えれば、喜ばしいのだが、
いかんせん、せっかちな俺は、
並んでまで、食いたいとは思はない。
 
行けばすぐ座れて、さっさと満足して、帰りたい、ってのが、
ラーメン道だと思っている。
 
確かに、今度の店は、
今までの店よりも、修行を積み、
さらに、オリジナリティーを加え、
まだまだ将来性をも感じさせる雰囲気がある。
 
来店客も、手書きの店の張り紙に、目を凝らし、
ラーメンに対する店長の想いを、スマホで、撮影している人もいるぐらいだ。
 
かつて、近所で、人気のあったラーメン屋のオヤジは、
当時、こんなことを言っていた。
「行列できるラーメン屋はね、店舗が狭くて、カウンターだけのすればいいの。どんな味でも混んでるように見えるから、行列になり、どんどん客が釣られてくるんだよ。あとは、大通り沿いがポイント。」
と。
なるほど、うなづける。このオヤジは、白鬚橋のたもと付近、石浜神社の前で、営んでいたが、
人気が出てから、都心部へ出て行き、
その後、地元の店は、お兄さんが受け継いだ。
しかし、2年前には止めてしまった。
酒が飲めて、ゆっくり出来て、暇なりにいいなと思っていたが、
前のオヤジがやっていた頃とは違い、いつ行っても、客がいなくて、
とうとうつぶれたんだな。
 
まあ、確かに、その今度、出来た、帰り道のラーメン屋は、
・狭い、
・カウンタのみ、
・大通り沿い
その条件を兼ね備えている。
 
まあ、もう少し、様子を見て、みるか。
 
北千住の踏切の向こうの牛骨ラーメンも、
前に、日曜日の昼、長蛇の列で、
その近くの美容院で、カットして、
戻った頃、最後尾だった人が、ようやく出てきたところだった。
 
美容師にも、
そのラーメン屋の話をすると、
その後、夜、偵察にいったところ、
ガラガラで、すぐ入れたという。
しかも、味もいまいちと。
 
やはり、行列に惑わされ、
ウマイ、ような気がしているだけなのかもしれない。
 
空いてるときに、冷静になれば、
本当の味がわかるのかもね。
 
ラーメンも、やはり、味すなわち、品質だけでは成り立たない。
客がよりつく条件を満たさなければならないのだ。