夏の陣～苦手派かも～

海太陽山

 

サマードリーム、夏の。。。

とか

ナツナツナツナツ、ここ夏

だの、

夏になると、思い浮かぶ、懐メロ、いっぱいあるね。

 

最近、気づいたのかな。

夏、苦手派。

 

昔、それは、中学生ぐらいまでは、

夏に、親の故郷で、

海とか山とかで、

遊ぶの好きだった。

 

天然のヤマメ、アユが、泳いでいて、

水中メガネして、捕まえようとしても一度もつかまえられなくて。

川から直結している海へ、そのまま逃げて行く、魚たちが、

愉快で、生きてる、泳いでいる様が、とても、微笑ましい気持ちにしてくれた。

 

海から帰る頃、山の中の祖母の家には、

赤トンボが、大量に空を飛んでいた。

 

山道に沿って流れる、小川の水は、とても冷たくて、

コカコーラ冷やしておくのに、ちょうどよかった。

 

夏休みは、ここへくれば、

学校も行かなくていいし、

遊びほうけていられたんだな。

 

でも、いつしか、そんな夏が、

ただの憂鬱なものとなっていた。

 

マリンスポーツやるわけでもないし、

泳ぎができるわけでもなくて、

ハイティーンの頃には、

海なんて、数学と同じ、ただの苦手教科の一つになっていた。

 

眩しい、ギラギラの太陽よりも、

夜空の星、月が射す秋の夜のが好きになっていた。

いや、似合ってきていた。

 

少しずつ、自分が、分かってきたんだ。

 

音楽も、ビートの速いものよりも、

やがて、バラード調の静かな音楽が好きになった。

 

さて、今宵も、先週の続きの、例の賑わうラーメン屋。

カウンタの半分に、仕入の麺をおいたりで、

半分しか、客席使っていなかった。

 

先週までは、女性の店員が、対応して、

お好きな席どうぞなんて、言っていたのに。

その店員すら居なくなっていた。

 

また、背脂抜きのテイストも試してみたが、

なんだか、日本そばの割り下のお湯割り、ぽかった。

 

やば。

ここも、長くはないかな。

 

さ～って、

大嫌いな夏。

どやって乗り切ろうかの～。