テニス三昧、酒飲みで、
3日間過ごした。
日曜日は、大荒れの夕立で、
ほとんどテニスにならなかった。
最もインパクトがあったのは、
初日、土曜日の、
いつもの寿司屋。
中トロ、かつを、イカ、アジ、玉子焼き。
イカが、かなりいい味だった。
夏の風物詩のひとつかな。
名物のアナゴ煮、ミルクとミネラルたっぷりの岩ガキを生で。
さらに、天ぷら、銀だらと、フルコースみたいな、メニューをいただいた。
酒は、いつもは、JINROだが、この日は、
一刻者の系列、「紅一刻」
高級なウィスキーのように、
芋の香りが、ツンとくる。
暖簾をくぐるや否や、
マスターが、
「マーチン弾いてく?」と、
声をかけてくれて、俺は、半信半疑、そんな高級ギターいいのかな?って。
座敷で、しばらく飲み食いしてると、
マスターが現れ、
マーチンD-28を、もってきて、
ギタースタンドに立てかけ、
弾いてみなよ、と言って、しばらく、遊ばせてくれた。
最近は、ライブ活動もしてないんで、あまり、練習してなかったが、
ネックの握り具合がちょうどよく、
弦高も低めで、抑えがしっくりくる。
ギターってのは、ネックが細けりゃいいものだと思っていたが、
俺のソロギター用のは、細すぎて、
力が入らないというデメリットがある。
やっぱり、こういう定番のギターを買ったほうがよさそうだ。
俺は、どうしてもマニアックな、
希少性のあるものに目がいっちまうからね。
OvationのSuper Adamasaも、伊勢正三が、風後半と、
ソロになって武道館ライブのステージで、
一曲目の「海風」が、このギターだったから、
4,5年前に、つい買っちまったんだよな。
今ほしいのは、
Gibsonの、
Blues King
か
J-50
のどっちかかな。
しかし、厳しいご時世だから、
あまり高価なものは買えないな。
なんて、いろいろ考えているのも、悪くない。
そういえば、今朝は、
セブンへ、100円おにぎり買いにいった帰り、
かつてのテニス仲間が、ジョギングしているところを見かけたので、声をかけた。
さらに、もう一人は、テニスコートでも、コートの周辺の公園を散歩してたら、
俺がテニスしているの見かけたといって、声をかけてくれた。
皆、50歳を機に、体力の低下を感じ、
激しいスポーツは、どうかな?ということで、
定期的には、やっていないようだ。
俺は、ようやく、膝の痛みから、解放されつつあり、
ここんとこ、週末は、2時間ぐらいなら、できるようになってきた。
しかし、皆さん、何か、安堵感に満ちた顔をしていた、と思った。
きっと仕事等で、ストレスもあり、
テニスで憂さ晴らしみたいな気持ちで、
そんなもがき苦しむ人生の苦から、
スポーツやったぐらいで、
解決できるものではないと、知ったのではなかろうか。
ジョギングしていた人も、
散歩していた人も、
充実したとても、やさしい顔になっていた。
一度きりの人生なのに。
うまく行かないで、いろんな道を歩んでいく試練が、
課されているんだね。
まだあと2か月ぐらいは、
暑い日が続くことだろう。