サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

ごちそうさん~食糧難のこの国で、残してはいけません

爆睡明けの朝。
 
今朝は、拓郎の4年ぶりツアーの一般発売が10:00から。
アクセス不可状態がしばらく続き、ログインしたころには、完売
 
拓郎、さだ、あたりは、実はまだ、ライブ見たことないんだ。
理屈っぽい男みたいで。
 
かぐや姫系、オフコース系のアーチストが好き。
 
さて、今日は、前からツィートされていた、
浅草ROXの並びのラーメン屋が、新店として、オープンだそうだ。
ここは、雷門近くの伝法院通りのよろゐ屋で、修行した職人の一人が、
独立するというラーメンドリームだ。
 
おれが、時々いく三ノ輪のトイボックスも、
よろゐ屋の出身なんだ。
 
昼ごろ、その家元のよろゐ屋へ行ったが、込んでたんで、
弟子の新店 富士そばへ行くことにした。
 
店の外には、トイボックスからの祝開店の花束があった。
 
カウンターのみの店で、
ラーメン味玉をオーダー。
自家製麺とのことで、スープは濃厚とんこつ醤油のみ、
チャーシュが1枚、やわらかくて、厚みがあり、角煮の薄切りのような形で、
とても美味しかった、肉増しして、食うのがいいだろうなと思った。
隣の客は、特製ラーメンを食っていたが、途中で、箸を止め、
半分ぐらい残して、黙って、出て行った。
 
んーこの日本という食糧供給が、国内の作物だけでは、不足しているという場所で、
食い物残すなんていかんな
一物全体せにゃいかんぜよ。
 
俺は、通常、ラーメン食っても、
それだけでは足りなくて、コンビニで、おにぎりとか買って帰ることがある。
しかし、今日は、違った。
このラーメンは腹いっぱい感がある。
 
よろゐ屋系の職人なら、トイボックスのように、
昔ながらの中華そばをベースにさっぱり系で、そこに、アクセントかと思った。
とんこつバリのショッパイ味が少し強かった。
これが、帰って俺を満たしたようだ。
 
帰宅後、満足のあまり、寝ちまった。
そして、夜は、これまた、浅草方面へ。
 
ここは、馴染みの店で、餃子が上手い!
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女性や小さい子供にも合う、お上品な味で、サイズは、小ぶりなんで、2皿いける。
いつもテイクアウトして、家で、一杯やりながらなんだけど、
カウンターに座って、水飲みながら待っていると、
おかみさんが、
「ラーメン作り間違えちゃったんだけど、よかったら召し上がりません?」と。
今日は、昼ラーメンだったからなあ?と考えたが、
「あまり、お腹すいてないけど、じゃ、いただきます。」というと、
「半分だけでもいいから、どうぞ」と言ってくれた。
 
半分といえば、昼間の富士そばの隣の客、残して退散した姿、残された店員のボヤキを思い出した。
しゃくりあげながら、ラーメンを食いだした。
「残しちゃいけないよね、この食糧難の日本でさ」と俺は、昼間の話を始めた。
「昼間、浅草ROXの隣に新店オープンで、行ってきたけど、隣の客が、なんだか、残して帰っていったよ」と。
 
テイクアウトで頼んでおいた、餃子とモツ盛り合わせも出来上がったようで、
すると、若おかみも裏から登場し、
「いらっしゃい」と、笑顔で、迎えてくれた。
 
「先週は、三社祭りで、ここ通りずらくて、車入れなくて、これなかったよ」と言い訳したが、
疑う余地もなく、
「そこまで、来たんだ」と言ってくれた。
 
さあ、ラーメンも食い終わり、
「完食したよ!」と言って、
お土産を持って、帰宅。
 
まあ、本当、浅草のこういう店が、いつまでも傍にあるといいね。
きっと、マスターが、俺が腹すかしているとみて、
わざと、とぼけて、オーダー違いのラーメン作ったんだろう。
いつもは、餃子は頼まないで、モツだけとか、つまみチャーシュだけとかなんで、
それでわかったんじゃないかと。
 
本当、ありがたい店だ。