サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

閉まった~

大雨。侮れないな。地球の歴史では、10万年降り続いた時期があったというじゃないか。
もし、この雨が、余生の間降り続くことも、予測の範囲に入れるべきだということかも。
 
サダチル城、年1回の排水管洗浄の日。
今までは、土日だったのに、
なぜか、今年は、いろいろサイクルが、おかしくて、
火災探知機の点検も、ずいぶん、タイミングずれたし、
そして、いつもなら、2月の土日だった排水管が、
今時分になった。
 
しかも、なぜか、平日に、部屋別に割り当てられるという事態に。
 
そんな状況で、ろくすぽ掃除もしないのだが、
この日ばかりは、キッチン、風呂、洗面所は、
いらない物を捨て、清掃員にみっともない程度に、
洗浄して、きれいにしている。
 
ついでに、たまっていて、ゴミを捨てに行った、その時!
ガ~ン!
 
エレベータのボタンを押したとき気づいた。
カギもつの忘れた~
 
わがサダチル城は、オートロックなんで、
エレベータから、走って戻るも、
もう開きません!
 
ずぼんのポケットにいつも、外出の際は、
財布と鍵を持つ習慣がついていたはずなのに。
 
ゴミをもったまま、勢いで、ダッシュして、エレベータまでいってしまい、
あれ~という状態で、やってしまいました。
 
外は、激しい雨。
財布も持たなかったから、金もない、公衆電話から助けを呼べないわけだ。
しかも、半そでTシャツにジャージの下で、これじゃ、町も歩けんぞ。
 
とりあえず、ゴミだけ捨てにいって、部屋の前まで、エレベータで戻った。
 
俺はこのまま、ここで、たたずんでいるしかないのか?
ん、お隣となら、仲良しだから、お隣のバルコニーから、部屋の柵越えできるかも?
などと、いろいろ考えたが、
バルコニーから、落下したら、命を落としちまう。
ヤバ~
 
そこで、最後の手段があるにはあった。
 
このマンションは、指紋認証で、あちこち、セキュリティ箇所に設置され、
頑丈なプライバシーを守るのが売りだった。
しかし、
俺は、手が、荒れていて、当初から、指紋認証が、うまくいかなくて、
業者に部屋の指紋センサーの機械を変えてまで、
何度も試したぐらいだ。
 
まずは、右手で、ドアのセンサーへ指を入れ、タッチ。
 
人差し指 NG!
中指    NG!
薬指    NG!
だめか。ここで、俺は、のたれ死ぬのか?
左手の指を試そう!
人さし指 NG!
中指   NG!
薬指.................
おっー、なんか、反応が違うぞ!
 
キ~ン カシン
と音が鳴り、ドアの開いた様子。
ドアノブを引くと、
見事、部屋へ入れたぞ。
 
いや、ほんと、この指紋認証は、不便。
 
カギを持たないと、よもやセンサーでも故障してたら、
入室不可能だからね。
 
ましてや、現金ももたずに、出たときとか、
トイレ行きたくなったりとかもあるからね。
 
あー、一時は、どうなるかと思った。
お隣のバルコニー越しの、恐怖の柵越えを最悪はやっていたのかも。
いや、落下して、死んでいたかも。
 
このあたりが、今年は、比較的、
運気の強い状態といえよう。
 
でも、過信せず、やはり、鍵はちゃんともって出よう。