心のワクチン～そんなことより幸せになろう

 

ったく、４連休ダイナシの雨のバカヤロー

 

最終日の今日は、夕方、プロコーチと久々のテニス。

 

Uターンで、混んでるかと思い、早めに家をでた。

 

どうして　そんなにつまらないことばかり　WOW

ずっと気にしているんだろう　WOW

めまぐるしく　時は過ぎてゆく

それなのに　自分から　悲しみを探している

 

そんなことより　幸せになろう

誰にも負けないくらい幸せになろう

 

作詞作曲　小田和正　「そんなことより幸せになろう」より

 

と、車は、順調、ガラガラの首都高、

アルバム　「小田日和」の一曲目

そんなことより幸せになろう

が鳴り響く。

これは、先日の、東京体育館の小田のライブでのオープニングでもあった。

 

テニスコートの駐車場は、いつもより、混んでいた。

なにやら、盆休みの最後の日曜日を、

だらだら、四方山話でもして、なかなか、出庫しないようだった。

 

テニスコートのオーナーが、

「フェデラー、シンシナチ優勝しそうだね」と、声をかけてきた。

 

酷暑を超えて、少し穏やかになったテニスコートにも優しい夕日がさしていた。

 

やがて、一緒にテニスする仲間たちがぽつらぽつら揃い、

コーチも登場。

手首を痛めて、包帯とテーピングをしていた。

職業病というか、加齢というか、

俺も、ひざ、肩、壊したし、

ましてや、フリーのコーチ業で、あちこち、毎日、テニスしに行ってる人なら、なおさらだろう。

 

俺自身は、もうほんと、この雨で、流れた、テニスの憂さ晴らしに、

今日は、ガッツンガッツン飛ばした。

 

一時間もすると、人差指の先端を切った

絆創膏と3Dの手袋をして、乗り切った。

 

ストレートへ流すボレー、

エンドライン一杯のロブがさえて、

今日は、ゲームも圧巻だった。

 

まさしく、これが４日間のすべてなんだと思った。

中途半端に、いいことが、毎日少しずつあるよりも、

どこかで、まとめて、ドカッと来るのも、いいもんだな。

最近の夕立ちのようだ。

 

テニス終了後、

世間話で、

プロコーチが、

「職業柄手首は痛いし、最近、たまに、胸のあたりが、痛むんですよ、やばいかな」

というと、

「恋ワズライ」

と、メンバーの一人が、さらりと決めた。

 

実は、この方は、とある病院の院長さん。

 

俺自身も

「最近、あちこち関節が、痛いし、老いゆく自分の今後の生活、見つめなおそうかなって思うな」というと、

「飲みが足りないってことか」

と、ドクターが言う。

 

まさに、熟練した、医者の心理療法とでもいうのか、

心のワクチン、そのものが、欠けていたことに気づかされた。

雨で、こもっていた日々も、今日のこの日のための架け橋だったようにさえ思えてくる。

４日間のフラストレーションが、一揆に去って行った