サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

さらば夏~やさしい風が吹いたら

 
ギンギンの夏、大雨の夏だった。
 
そして、いかボール冷やしラーメンうなぎ焼き寿司洋食 ビアーガーデン美味しい
夏だったな。
 
今日は、VIP限定、テニスで、
首都高飛ばし、某所で、夏のテニス納。
 
プロテニス界は、
全米オープンの真っ最中。
日本の錦織が、ベスト16まで登ってきている。
 
俺自身も、ここ2年ぐらい痛めている
膝、肩の痛みも和らぎ、
体がほぐれてきた感じで、
これといった問題もなく、
テニスをプレーすることができた。
 
終盤、右膝に少し、痛みがきそうだったが、
メンバーが、気遣ってくれて、
そろそろゲームに切り替えましょうと言ってくれた。
 
俺のちょっとした仕草の変化だけで、
今日は調子いいか悪いかなんてわかるものなんだね。
まるで、親が、子供の表情だけで、何もかも察するかのごとく。
 
ゲームのほうは、
自分のサービスポイントはキープし、
特に悪くはなかったが、
相手が、地道なプレーで、
ミスなく切り抜けた、
最も勝率の高い、ギャンブル性の無い、テニスで、
俺を打ち負かした感じだ。
 
ここんとこ、この面子では、ずっと勝ちつづけてきたが、
相手も馬鹿じゃないんだから、
当然、勝つためのしかけを企てている。
 
これで、夏も終わるのかと思うと、寂しいもんだね。
夏はキライだけど、
終わるのは、もっと嫌いかもしれない。
否、そんな去り行く夏の後姿が、
ふと、別れゆく恋人を、名残惜しく見つめているような刹那さだったりする感傷に近いからこそ、
このキライというのは、重要な何かを失う感覚ということでもあるんだ。
 
帰り道、「」のアルバムを聴きながら、
そういえば、ついこの間までは、
コーラ飲みながら、運転していたのに、
もうそんな季節ではなくなっていたんだなと思った。
 
「やさしい風が吹いたら」 作詞・作曲 小田和正
 
今はもう かなわぬこと
思い出の中でしか 会えない あの人
 
いつも君は 上手に笑った
その笑顔が 僕は好きだった
 
雨の音が 時を刻んでる
なつかしい君の 声がききたい
 
僕たちの あの日は
いつ思い出に 変わって行ったんだろう
 
が流れている
 
冬は終わると、春が来るし、
春が終わると、夏が待ってるし、
だけど、何かこの夏の終わりってのは、
秋が来てどうのこうのというのではなく、
ただ、「今年も夏は終わる」という、
寂しさ、侘しさが、
単発ドラマの終わりのような、せつなさへと、
変わっていく。