ドシャッと来た、夕方からの雨。
会社出るころは、少し弱まっていたから、
チャリンコで、帰宅を試みたら、
途中、かなり降ってきて、
カッパ来て、傘もさしてのフル装備で、
かえってきた。
しかし、近所の東京ガスの敷地内は、
やや冠水気味だったのには驚いた。
そして、久々、浅草の餃子の末っ子へ、車を走らせた。
俺は、この店は20年来御贔屓にしていて、週一は絶対来るし、
10月から11月は、モツ煮込みがあるんで、これだけは欠かせないんだ。
この味は、どこぞの店にもない。
実は、7月中旬頃から、店を閉めていた。
「しばらく、休んでましたよね」というと、
若おかみが、
「マスターが、病気で、入院してたの」と。
たしか俺の記憶では、これでマスターが倒れたのは、2回目だろう。
少し痩せた感じで、調理場に座っていたマスター。
俺は、本当、体調悪い時は、ここへきて、
名物の小さいけどすごい旨い餃子、
モツ炒めとか食いにきて、栄養補給するんだ。
そうさな、以前は、毎月第2土曜日のJR鴬谷北口の
What's Upでのアコースティックナイトの後は、
ギターケースを持って、歩いて、
ここまで、来て、
サダんまの相棒、えんま大王Jcも「まいうー」と絶賛だったし、
会社の先輩、片石さんも、喜んでくれたな。
まあ、この店は、若おかみが後継ぐことになりそうな雰囲気だ。
少し、マスターの味とは違うかな。
今日は、台東区浅草もすごい雨で、大女将も冷静な顔で、
「すごい雨ですね」と、調理場にたたずんで、コメントしていた。
肩ロースのチャーシュと、焼きそばをテイクアウトして、
家で飲む。
この感じが、こんな雨の日には、外で飲むよりはいいと思うぜ。
家飲みは、いつもなら、ホッピー2本イケルか否かなのに、
今宵は、3本目いきそう。
ここの肩ロースチャーシュは、別格。
ローストビーフだよ、まるで。
というインプレッション。
ハワイ店も葛飾店もあるらしいが、
俺は、20年も通った店なんて、唯一ここしかねえ。
セプレンバー・レイン
9月の雨は冷たくて♪
なんて、太田裕美の歌思い出すね。
さよならレイニー・タウン
さよならレイニー・ステイション
チェックの傘に顔を隠して♪
なんて、倉田まり子の歌も好きだ。
もちろん、正やん(伊勢正三)の「雨の物語」がベスト1。
去年の今頃は、日比谷野音で、
こうせつ、正やん、海援隊らが、昔のラジオの番組のノリで、
至近距離のライブだったけど、大雨で、一時間で中止。
でも、
イルカが歌う予定だったのかもしれないのを、
「今日は、イルカ、たぶん、これ歌わないと思うから」ってMCして、
伊勢のオリジナルバージョンで、やってくれた。
この曲は、カリフォルニアまで行って、録音したという、イルカにとっても、
力のこもった作品。
雨にまつわる歌はたくさんある。
感傷的な思いに浸るのも時には、いいが、
雨は最近、大きな被害を与える驚異であることも知っておきたい。