テニスで、体もずたずたの月曜日の朝。
幻滅していたが、
昨日の、プロコーチとの、ガンガンテニスで、
巻き返したバイ!
最近は、ストローク戦も、コーチに負けなくなってきたぞよ。
そんなんで、自分専用のカスタムフィットのラケットをオーダーしてみようかと。
ここまで、何か一つのことに夢中になれるってのも、いいかもね。
テニスの勝負も運がつきもの。
自分の思いとは裏腹に、いろんなことが起きる。
そこが、テニス好きの人々を飽きさせないのでは?
そして、錦織圭という、日本の若者が、
ついに、世界の4大大会のファイナルへ進出ということまで成し遂げた事実。
テニスは、層が厚く、
一般の大会でもなかなか、勝ち進むには、運がいる。
それはプロも同じ。
トーナメント方式で、
自分の苦手な人と当たるとすぐに負け、
勝った相手は次に、苦手な人と当たり負けの繰り返し。
サッカー、野球のような団体戦とはまた違い、個がだめなら、チームで、
チームが駄目なら、個でということが生じない、あくまで、個のスポーツ。
テニスしている人口もまた、世界でも非常に多いだけに、
なかなか、勝敗にむらのあるスポーツかもね。
今日は、いつもの居酒屋、ラーメンコース。
昨夜は、テニスで疲れ果てて、ろくすぽ、もう食い物なんていらないってぐらいの満足度だったから、
風呂入って寝ちまった。
それで、今日は、栄養補給。
ラーメン屋に着くと、
だいぶもう売り切れのようで、
「限定ボタン」が1個灯っていた。
珍しく店長も、調理場から出てきて、
「チャーシュがもう終わりなんで、それ以外になります」と、券売機のそばまで来て、説明。
せっかくなんで、限定のラーメンを頂いた。
それが、最後のトッピングのチャーシュだった。
その後、客が3人入ってきた。
「チャーシュが終わりで無いんですが、それでもよければ、どうぞ。
代わりに、味玉、のり、麺は中盛りで、お詫びします」
と、なんとも、まあ、気前のいい、売り切れ御免状態。
3人ともOKで、客層もこの店は、すごく質がいい。
ジェントルマンで、悪人がいない店だ。
この店のチャーシュは、前にも書いたが、
ローストビーフのような、
赤身を半生程度の炙り加減にしておき、
熱いスープに入れると、ちょうど、
仕上がるような出来栄えが、素晴らしいところなんだ。
そのチャーシュ目当ての客が多いのは事実。
それで、品切れとなっては、運が悪いとしかいいようがない。
スープも絶妙の煮干しベースで、
醤油、塩、その他、いろいろ創作して、
限定スープが味わえるんだ。
だからこそ、店長もチャーシュ切らしても、
来てくれた客をがっかりさせないような配慮があるんだろうね。
それにありつけた客は、ラッキーだったんだ。
つまり、最後のチャーシュをゲットできたはずの俺だけが、ラッキーじゃなくて、
いつもなら、味玉、のり、なんてトッピングしないのに、
無料サービスだからね。なんか、俺が運が悪かったのか?とさえ、思えてくるぜ。
味玉、のり、だって、そんじょそこらとは違う。
いろんな食材展だのに出向いてまで、
研究しての成果だから。
麺も細めんなのに、シャキシャキ感とスープとの絡みが、絶妙の相性だ。
極太で、麺だけういたり、けちったちぢれ麺で、スープが強すぎたりなんて、
よくある、アクセントをどこかにもってきたラーメン店の個性の出し方とは、
格が違う。
トッピングの一品ずつが、最高のもので、
それらが、まじりあい、さらに、最上級となるという、
相乗効果のある出来栄え。
もはやラーメンの分野にとどまらないだろう、この店は。
フレンチ、イタリアのコース料理で、
パスタやスープにも取り入れたくなるような味だ。
たびたび、営業を休んでまでも、
食材の研究と、新メニュー開発に余念のないところが、
質のいい客を寄せ付けるのだろう。