テニス、4大大会USオープンが開幕。
世界4位の錦織圭が、
去年の準優勝という惜しくも逃したビッグタイトルを、
奪取のために挑んと思われた今大会。
たまたま、夜中に目が覚めて、
WOWOWつけたら、ちょうどLIVE中継しているではないか。
スコアは、すでに、ニシコリ1セットダウンと、
厳しい展開を強いられていた。
相手は、フランスの長身の選手で、
ビッグサーブを武器に、
粘りのディフェンス力がある選手。
まるで、去年の決勝戦の相手の、
チリッチに似ているプレースタイルだった。
高速サーブといっても、
最近の若手の選手ほど速くはないのに、
ニシコリはレシーブできない場面が多数あった。
つまり、キレのあるサーブだったということ。
速いだけのサーブは、
やがて、目が慣れてきて、
タイミングは合う。
ところが、少し変化球気味で、コートのきわどいところから、
外へ逃げていくサーブや、
バウンド後、跳ねるサーブは、とりづらい。
まさに、このペールという選手は、
ニシコリの一番、不得手なサーブを打つ選手だったのだ。
ストローク戦に持ち込むこともできないまま、
やがて、自身のサービスを
ブレイクされていく。
先般のアンディ・マレーとの全米の前哨戦での戦い方も同じようなものだった。
ニシコリの精度の高いストロークをさせない。
これが、戦術。
さほどいいサーブを持っていないニシコリの
セカンドサーブは、世界ランク4位のランキングよりは、
かなり低いレベルのサーブだ。
昨夜も、このセカンドの浅いサーブを、
叩かれて幾度もポイントを取られ敗れた。
それと、先月のロジャーズカップで、
ナダルを破ったことで、
完全燃焼し、
燃え尽き感もあるように思える。
かくして、全米テニス、大きな期待を抱いて、
待ち望んでいたファンも多かったろうが、
はかなくも初戦で、
ニシコリは姿を消した。
選手生命は大丈夫だろうか。
案外、こういうのきっかけに、ダメになるケースもあるからね。
さあ、今日は、予報じゃ、確率7%の雨が、
なんと帰り道どしゃ降り。
チャリはあきらめ、バスで帰ろうとした。
しかし、バス停へ着くころには
ほぼ止んでしまった。
チャリ取に引き返そうとしたが、
そんなことすりゃ、
また、雨が降り出したりするんだ。
結局、そのまま雨は降らなかったが、
こういう巡りあわせの悪いときって、あるんだよな。
なんか自分のペースが、
世の中とずれている。
きっと、昨日のニシコリも
あの大舞台で起きた何もかもが、
自分の次元とずれていて、
しっくりこないまま、
終わってしまったのだろう。