いい天気が続く朝。
鷲神社は、朝から、お酉様の準備。
今日から、酉の市のはじまり。今年は、三の酉まであるんで、
火事にご用心!
地元のやつも行かねえという、
この催し、そして、お参りあとの、
グルメが目当ての年一客もさざかしいることだろう。
浅草国際通りは、
言問い通りとクロスするところから、
出店がずらいと軒を連ね、
自転車も、ポリスも目を見張らせ、
歩行者天国もあちこちあるし、
通り抜けるの大変だった。
さあて、おいらの目当ては、熊手じゃないよ。
冬の名物
牛モツ煮込み
だ~
おいらが、20年以上もごひいき、
浅草 末っ子
小ぶりの餃子が売りの名店だが、
ハズレメニューはありません。
つまみチャーシュは、
ローストビーフのような、上級肩ロース。
炒め物は、ニラレバ、もつ炒め、
チャーハンは、カニ、エビの具次第で値段が違うラインナップ、
ラーメン各種もあり。
そして、このお酉様期間限定の、
冬の風物詩とも言える、
浅草 末っ子
の牛モツ煮込み
これを食わないと、
冬も正月も来やしない。
一の酉の今日からスタートだよ!
店内はめちゃ混みでござった。
若女将が、
「1人?空いてないな、どうしよう」と言うと、
「持ち帰りだよ」と言うと、
大将が、うなずき、
モツ煮込みだとすぐわかった様子で、
混んでいるにもかかわらず、
すぐさま、寸胴へ振り向いて、
煮込みを入れるのだが、
冷まさないと、入れ物が溶けちまうんで、
ちょっと間をおいた。
その間、若女将が、
楊枝に煮込みの大きいのを1個刺して、
「はいよ」
と、持ってきてくれて、
感激!
脂身も多く、こりゃうめ~!
やはり、一年で一番の、
食の美味しい季節は、この時季。
もうちょいすると、
あちこ地食材は、正月用が並びで、値段も高くなっちまう。
つまり、ここが、
今年の食材の最後の手放し処じゃねえかな?
在庫処分というと聞こえ悪いが、
感謝と正月前最後の盛り上がりで、
売りさばいちまう製品もあるだろうし、
味覚の秋も、
終焉を迎え、
最後の舞みたいの、
忘年会需要も兼ねて、
あちこち見られる時期だぜ!
景気はまだまだ、長引く低迷から
脱しきっていないが、
年々、この近辺も、
混んできている。
何はどうあれ、皆、美味しいもの食べたいんだよね。
去年は、1回しかありつけないで、終わってしまったが、
今年は、頑張って、5回は食いたい、牛モツ煮込みで、
商売も上昇気流だ!