テニス納め、昨日終えた。
怪我、故障なく、テニスが出来た1年。
慎重に、無理せず、自分のコンディション優先。
不完全燃焼ではあるが、今は、それがてきしている。
さあ、先週の東海道中一人旅から、1週間。
非日常、現実からの脱却、少し自分をインスパイヤできたのかもしれない。
今年、最後の課題があった。
来生たかお 40周年アニバーサリーのコンサート。
本人の存在は、地味ではあるが、
きりがないほどの楽曲を、
姉 来生えつ子などのコンビで、提供してきたアーチスト。
例年の夏の東京での1回だけのコンサートは、チケットがとれず、
ようやく、追加公演のこの年末になってしまった。
今回は、オーケストラをバックの大きな演出だった。
んー、バイオリン、フルートなどの音色なのか、
来生の歌声なのか、
なんか、すご~く、交感神経にいいというか、
俺の周波数に合う気がする。
20歳のとき、井上陽水との出会いで、音楽の世界へ入ったそうだ。
今回、俺の席は、オーチャードホールの1階で、
20列めだった。
その20列目というのは、
ちょうど、通路があるキレ目のところだから、
観客が、出入口へいくとき、通るところだった。
コンサートは、二部構成で、途中、15分間の休憩があった。
そのとき、
俺の目の前を、見覚えのある紳士が、通り過ぎた。
15分の休憩終了の間際も、
奥さんを、ちゃんと先に歩かせるように、エスコートして、
俺の目の前を通りすぎていった。
第2部のコンサート開始後のMCで、
「最近、テレビに出ました、谷村新司さんの番組です」
と、収録の話をしはじめた。
なるほど、そういう関係でもあったか。
会場を見渡した限り、井上陽水はいない感じだったし、
その他、有名人は目につかなかった。
今年、見に行ったコンサート
3.鈴木康博 渋谷大和田
といったところだ。サダチル・ライブはないけどね!
さあ、年末おしせまった中、仕事も忙しく、
やはり、夕飯は、
浅草 末っ子
だ。
若女将が、「少ないけど」と、
金しゃり、サービス
ここのごはん、つやがあって、美味しいんだ。ごはんつぶが、縦にたっているようなイメージ。
大女将が、
「いつも何か入れて食べるの?」というから、
「豆腐入れるときもあるけど、酒飲んじゃうからね」というと、
「今年はいつまでも、煮込みあるからいいでしょ」と、
ほんと、ありがたい。
今宵は、スープを多目に入れてくれたし、
煮玉子も入ってる。
さらに、たこ刺し、ザーサイ、あん肝、ブロッコリースプラウト&玉ねぎサラダ、
といった、あっさり系のおかずを、取り揃えた。
これと煮込み合わせて、800円するかしないかだよ
たこ、あん肝も、鮮度抜群。
サダチルの週末冬限定ディナーは、こうして、1000円未満で、
種類豊富の和洋中揃った、すげえー、格安のコース料理を、
自分で配膳するんだ。
主婦の皆さん、ありきたりのスーパーで、無駄遣いしていませんか?
亭主の胃袋、つかむなんて、今さらミスマッチな時代かもしれないけれど、
700、800円で、このぐらいのおつまみが、
家庭で、揃うんです。
そうさな。知恵だよな。
節約しながら、無駄なものは買わない、
食べたくもないもの、お腹空いてても、それは美味しくない。
満足度は低い、金払って損した、
ってなるから、
そんなんだったら、カップ麺とか、缶詰で、いい。
やはり、好きなものを安く食して、満足するためには、知恵がいる。
通い詰めて、馴染みの客になる。
間があいても、気にってもらえていれば、
頻繁に通わなくても、よくしてくれる。
そう、金つぎこめば、いいってもんじゃない。
気に入ってもらうことなんだ。
近所のスーパーも、
気に入った客なら、
お惣菜コーナーになくても、
「あれないの?」とか言えば、
すぐに作ってくれる。
大店舗では出来ないサービスが今でも、
こうして、浅草界隈では、
あるのです。
コンサートの帰り、
スカイツリーのおひざ元。
きれいなイルミネーションだった。
今年も終わりだ~、なんて、センチな自分はなく、
オーケストラという音楽を生で聴き、自分の感性に響く音を見つけ、
また、新しい世界への扉がそこにあったような気がした。