サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

牛に引かれて善光寺~支えてくれたもの


最近の美味しいものまず紹介しよう。
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ローソン100で、108円。
冬の間、こんなのもいいかもよ。

さあ、この週末は、俺には、とんでもない課題があったんだ。



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新幹線、何年ぶりだろう。「のぞみ」 博多行へ乗り込んだ

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缶ビールと、東京駅で、日本橋の有名な鰻店「伊勢定」の弁当にありつけた。
毎年、夏に、日本橋へは、コンサートを見に行くのだが、
その公演時間中に、鰻は、売切れてしまい、食べたことがない。

しかし、今回、ひょんなことで、
旅に出ることになり、
この鰻にありつけた。

牛にひかれて善光寺
とでもいうのだろうか?
自分の意思とは無関係に、偶然、この久々の新幹線の旅により、
伊勢定の鰻にありつけたのは、ラッキーだった。

この日は、朝、京浜東北線で、人身事故があり、
一時、山手線も運転見合わせになり、
新幹線の時刻に間に合うか否か、心配だったので、
タクシーで東京駅へ向かった。

見たところだいぶ若い運ちゃんだったが、ビートルズの話も合うんで、
年齢をたずねると、
「42歳」と言っていた。
音楽の話でもちきりで、あっと言う間に、東京駅へ到着。
「あのとき人身事故で、電車が止まっていたから、タクシーで、行ったな、
なんて具合に、きっといい思い出になりますよ」
と、この運ちゃん、なかなか旨いこと言う。

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宿泊先は、ビジネス向きの駅前のホテルだったが、
都会の喧騒から離れて、
物音ひとつしない、静かな部屋で、ひととき、くつろぐのもいいだろう。

何をしに来たかは、秘密ですが、
かつて、センチな一人旅をしていた頃とは、うってかわって、
ドライな自分に気が付いた。

思えば、多くの浪費をしたと、
50歳を超えた今、
40代を振り返る。

数十万のギターを買って、
ライブハウスをあちこち回り、
酒におぼれていた。

一体、なんで、あんなことやっていたのだろうかと。
もっと早く、律していなければいけなかったんだと。

手土産もって、学生時代の友人の営む居酒屋へ、会社の帰りに顔を出した。
同級生も1人来ていた。

そして、そんな40代の無駄遣いばかりしていた話をすると、
それは、浪費ではなく、支えだったのではないでしょうか
と、ふと諭された。

一見、何も残らない、趣味の世界。
音楽もテニスも、ただの週末の時間つぶし。
仲間と飲み歩き、ただ一切は過ぎ去り、答えらしきものは、何もないことに気が付く。

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しかし、こんな思いつきの旅が、
仕事のスキルアップへ直接つながるわけでも、売り上げ、利益、なんでもないのだが、
実は、それこそが、現実に疲れ果てた、自分自身を、非日常へ心を動かし、
人の言葉をかりれば、
それが支え」になっているのかもしれない。

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東京へ戻り、夕方、いつものように、仲間と車で、某所へテニスへ向かうと、
イルミネーションに囲まれていた。