サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

うまいツマミはあるけれど、うまい酒にありつけない~狼たちの午後

果てしなく、眠い。
時間さえあれば寝ている、冬は、冬眠するのは、動物だけでなく、
人間様も同じなのでは?

そんな眠い週末。
が放送されていた。
アル・パチーノ主演の、銀行強盗の映画。
どことなく、若い、アル・パチーノは、
ポール・マッカートニーに似ていると、当時、
俺自身、公開の1976年ではなく、高校生の頃、
テレビでの放映で、思った。

うだつのあがらない妻子もちの男が、
無口な怪しげな男と組み、
銀行強盗を企てる。

人質に対しては、やさしく、
銀行のエントランスの前に、出て、
警官に対しては、厳しい要求をし、
派手なパフォーマンスを演じ、
やがて、見物している一般人を、味方につけていく。

海外脱出のため、ヘリコプターで、
空港までいき、旅客機を要求。
しかし、ヘリは、銀行の付近に着陸できない条件のため、
バスとなった。

アフロヘア―の運転手が、空港まで運転をすることで、
警察側が用意。
しかし、アル・パチーノは、
「こいつは、FBI、そっちの男を」と、違う人物に運転をさせる。

空港へ着くと、
いよいよ、旅客機へ搭乗するのみ。

アル・パチーノの相棒は、ライフルを持ったまま、
黙っている。
そして、映画のストーリーの途中で、
この男は、飛行機に乗ったことがないという設定になっている。

空港到着時点で、1人、人質を解放の条件のため、
女性を1人解放するさい、
この女性が、ライフルを持った相棒に、
「飛行機初めてでしょ、これお守り」といって、
ネックレスを渡す。
バスの運転手を装った、FBIは、それで、察知し、
すぐさま、
「飛行機の中では、銃口を上に向けないと危険だぞ」
と、ライフルを持った相棒に、声をかえると、
反応してしまい、銃口を、まだ、バスの中なのに、上に向けてしまった。

これで、万事休す。
FBIは、ドアのポケットに隠していた、銃で、
威嚇。

こうして、エンディングは、旅客機にのれないまま、
アル・パチーノ扮する銀行強盗は、
全てを失った面持で、バスの中で、青ざめた表情をして、
字幕に、出演者リストが、流れ、終わる。

先日の、清原の、逮捕の映像にも近いものだった。

万事休したときの、犯罪者の、
お先真っ暗、頭真っ白、の表情そのもの。

「一体なんのために、あんなことしてしまったのだろうか」
「なんで、あんなことやっていたんだろうか」

そんな情景が、巧み描かれていた映画だったと、
改めて、数十年ぶりに見て思う。
当時は、アラン・ドロンと肩を並べての人気スターの作品だったが、
今、見ると、現実の世界に置き換えたりすると、
うだつの上がらない男が、でかい事起こして、
世間をあっと言わせてやろう、
なんて、どれほど馬鹿げているかと、
冷静になってしまう。

似たような映画で、日本では、
Tatooあり」というのが、これに類似した、
三菱銀行の大阪の強盗事件の実話の映画化が、
やはり、俺が高校生のとき、公開となり、同級生と見にいったものだ。
高橋伴明監督、宇崎竜童主演の異色作品。

デカイことをやる。そんな男たちの思いは、
矛先を間違えれば、犯罪、暴力、破壊のようなものとなってしまう。

今朝、北朝鮮が、ミサイルを発射し、世界を脅かした。
まさに、銀行強盗よりもさらに、でかくなった、人々の平和を脅かす行為だ。
目当ては、金でもないし、一体なんなんだ。
俺は偉大だ~、とでも言いたいのかね?
あんなバカいないよ。

そんな、危険な世の中。
週末の俺は、
車のバッテリーの交換で、代車を借りたんで、
宣伝してあげよう。

車種は、ダイハツのMOVE


イメージ 1

軽にしては、車高が高いため、立体駐車場では入らないケースもある。


イメージ 2

インテリアは、特に特徴はない。
サイドブレーキは、足元にあり、足で踏むタイプだった。
全体的に無難ではあるが、
乗っていて、面白みがない、という印象でした。
前に借りた、ミラ・イースのほうが、よかった。

さあ、そして、週末のグルメは、念願のコレ!

イメージ 3

牛ブロック、とかいっても、おかしくないような、
マグロのノーテンの部位。

脂と魚肉のバランスが、
牛肉のような食感なんだ。
大トロの脂ともまた違う。
包丁ではなかなか切れないんで、
魚屋さんで切ってもらったほうがいい。

希少部位のため、なかなか、入手困難。

脅威の世の中、なんて、誰ものぞんじゃいない。
しかし、そうでのしないと、自分の身を守れない者たちがいる。

企業におけるパワハラなんかも、その類の1つ。
無能力者が企業で生き残るには、
そんなことしてまで、自分の存在をアピールするしかないのであろう。

かくして、
40年前の映画「狼たちの午後
から、多くの考察へ展開することができたものだ。
こんなところが、いつまでも、再放映される所以であろう。

つまり、清原にしても薬物にしがみつくかのような生きざま。
自分の精神のよりどころが、
欲しくて、そうなったのかもしれないが、
一般の人とて、
薬物の代わりが、
趣味の何かだったりして、
それにはまりすぎれが、
膨大な金づぎこんで、
破滅していたりするのではないでしょうか?

皆さん、何かにはまるのは要注意ですよ。
家でゴロゴロしているほうが、正常かもしれません。


それにしても、
美味しいツマミはあるんだけど、
酒が、それに負けているのが、
俺の中では、最近の不満足である!

ビール、焼酎、日本酒問わず、
もっと美味しい酒、造ってください。

そうすれば、悪いことに手を染めることもなく、
家でのんびり晩酌することで、
お父さんたち、更生することでしょう!