週末は、2日連続、テニス。
そろそろ、寒くなるかな?とか、微妙な気候で、
半袖か、長いウエアで行くか、
なかなか難しいけど、
激しいスポーツのテニスやるには、ちょうどいい、温度。
テニスは、骨格で、プレースタイルは決まる。
人の真似しても、
その形どおりに、動作しても、
同じ打球は打てない。
全部、違う、個人の技能の結集で、
試合に挑み、結果を出すスポーツと俺は思う。
20年以上、週末テニスをしてきたが、
いまいち、何か、様になったプレーは、
サーブだけで、
ストロークもボレーも、
どこか、中途半端だった。
しかし、ようやく、
自分のゾーンを見つけたような気がした。
松岡修造氏が、よく、解説で、
「今、彼は、ゾーンに完全に入り、プレーできています」
とかって、熱く、語ることがある。
まさに、そのゾーン、とやらを、
ようやく、会得しかえたようだ。
手を出せば、ボールが、思い通りの場所へ、
飛んでいく。
そんな感覚。
昨日も、2ゲームとも、勝利し、
完全に、重いどおりのテニスだった。
そして、帰り道、
車で、帰る夜道で、
ふと、見えたのが、敷かれた道路とは別の、
心で、闇夜を見極め、運転し、
ハンドルを切る一場面、一場面を、
まるで、森林の中を、
動物が、木々にぶつかることもなく、
すり抜けるような、ゾーンがあるのだと、そんな、
路があるのだと知った。
簡単にいうと、昔からある
「コツ」
のようなものなかな?
さあ、そんな、テニスと、もう一つ。
音楽のほうも、
ここへ来て、はまった、
70練代フォークの復刻版とか、
弾き語りのDVD。
かぐや姫の2度目の再結成というか、
初の再結成だろう。
そのスタジアムのライブ。
俺も、この時の伊勢正三の「置手紙」で、
完全に、インスパイアされた。
そして、そこから、それ以前の
伊勢正三を知ることになり、今尚、おっかけしている、ゾーンに入ったんだ。
そして、もう一つ。
およそ、10年前に行われた、昭和女子記念講堂での、
井上陽水のライブ。
これは、BS2か何かで、放送されたのだが、
DVD化されていたので、購入した。
陽水の新作としては、20年以上前の
移動電話、Make Up Shadow,
辺りが、最後で、
テーマソング以外は、これと言った作品はない。
近年は、カヴァー作品で、ツアーが行われ、
俺自身、20数年ぶりに、
生の井上陽水を見た。
怪しげな独特の雰囲気。
カウンターで、一人、バーボンとか、飲んでいるような、
薄灯りのなかで、癒し、憩を、感じる、
そんな身近な、ショットバーのような、
コンサート会場の雰囲気にしてしまう。
そして、酔いがまわり、ご機嫌になり、
最後は、
「夢の中へ」
のような、ノリノリで、盛り上げ、
「夏の終わりのハーモニー」
で、少し、酔い覚ましをしてから、
帰宅するような、
そんな、ステージの流れが、
俺みたいな、50過ぎのオヤジ群には、
ちょうどいい、サウンド。
そんな、俺も、こんなの持っていたんだ。
井上陽水「No Selection」という、
20数年前の全曲集。
初回限定で、秘蔵ビデオがついていた。
それによると、
「バレリーナ」
で、陽水の方向性は、明らかに、変わったという
主旨が、収められている。
俺自身は、陽水の転換期が、
バレリーナであるというのは、
今も、わからないが、
きっと、何か、目に見えない、
陽水のゾーンに入った時期なのかもしれない。
テニス、音楽に、
こうして、ゾーンがあるように、
仕事でもきっと、
そんなゾーンに入ると、
何かを極めるのかもしれない。
今、テニスは、完全に、アンディ・マレーのゾーンに入り、
プレースタイルを身に着けている自分がいる。
音楽は、完全に、、井上陽水の「弾き語りパッション」のアルバムのゾーンに、
入りこんでいる。
ゾーン、見つけよう!