サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

つくったものは、壊れる~アベノミクスのシナリオ・ライターは何処へ



年もすれば、政治家なんて、変わらざるを得ないのだろう。
アメリカ大統領は、2期しか継続は出来ない決まりがあるし。

アベノミクスで、経済立て直し最優先、
民主党から政権奪回し、
起死回生の自民党とともに、
支持率を上げてきたが
今、厳しい局面だ。

安倍個人の癒着問題に、
国会の注目は、注いでしまっている。

小泉、中曽根を上回る
長く続いた政権ではあるが、
ここへきて、厳しい状況だ。

日比谷野音で、南こうせつの野外ライブへ飛び入り、
長嶋茂雄松井秀喜国民栄誉賞授与のイベント、
これら、民間人と夢をともにし、
一緒に盛り上がるムード作り、
さらには、タモリの笑っていいとものテレフォンショッキングと
バラエティへ出演し、国民との距離感を縮めた。

そして、極めつけは、約2年前の、米議会演説だろう。
54年振りにもなる、日本の総理による、
アメリカ議会での演説とういう歴史に刻むことになる、
決定的な、安倍政権の樹立、存在感、
他党を寄せ付けない勢力を、植え付けたと言える。

しかし!
その基盤は、さほど強固なものではなかった。

森友学園の名誉校長という肩書発覚から、
土地値引き問題へ発展する。

さらに、安倍自らの、加計学園問題。
それは、政治の表舞台へ出てくることのない、
官僚による、会見から端を発し、真相究明を
余儀なくされる事態へと至ったのである。

閣僚の陰に隠れて、日の当たらないはずの、一官僚が、
加計学園問題について、メディア相手に表舞台で、
暴露したのだ。

自民党政権によるものではなく、
まさかの潜伏下から、出てきた、
新種のウィルスのような、
前川議員だが、
調べてみると、
中曽根弘文を義弟にもつ。

自民党政権の安倍劇場は、まだ、フィナーレはきそうもない。
いいことばかりやっていると、
安倍の祖父、岸首相から受け継いだ、
ただの温室育ち、七光りの、お坊ちゃまの振る舞いで、
終わってしまう。

あえてこの、厳しい局面へ見せかけた、
前川氏もシナリオどおりの登場なのか?

しかし最後に、言っておかなければならないことがある。

作ったものは壊れる
と。