サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

All By Myself~新しい疲れ方


All by  Myselfというエリック・カルメンの曲がある。
セリーヌ・ディオンもカヴァーしているが、
全てを自分で
なんて、無理なことなのか?

土曜日は、かねてから、
テニス仲間から、お誘い頂いていた、
プロテニスプレーヤーのコーチ業をしているという人のレッスンに、
行ってきた。

今までは、あくまで、日本国内の職業テニスコーチの
プライベート・レッスンしか受けていなかったが、
今回は、
いわゆるプロテニスプレーヤーのためのコーチ業をしている人の
レッスンという世界へ挑んだ

全日本ダブルステニスで、ランキング1位の
松井俊英選手のコーチをはじめ、
様々、コーチングしている人だが、
我々、アマチュア向けのレッスンも受け入れている。

巷のテニススクールのレッスンとは、異なり、
無駄に、走らせる練習や、
数多く、ボールを打たせるレッスンではなく、
5球から、10球ぐらいのボールを、
打つところを見て、
チェックをしていく、効率のいいレッスンだ。

遠征先で、自分で収録したプロの画像をスマホに収めてあるようで、
サーブ、ストロークのシーンを、
動画で、示しながら、
筋肉の使い方から、
レクチャーしてくれる。

欠点を見つけて、すぐにその修正方法を教えてくれる。

国内のテニス商売の多くは、
金取り主義で、上達は自分次第で、
適当にレベル別のクラスを編成し、
コーチなる立場のスタッフが、
レベルに応じて、
練習メニューをこなしていく。

つまり、受講者の目的は度外視されているのだ。

今回、初めて受けた90分のレッスンで、
こんなにも、自分のテニスが改善されるものなのかと、
実感した。

自分の力(All by Myself)で、なんでもできるにこしたことはない。

ただ一つ言えるのは、
出来ないことを、他者に依存すると、進歩が速い。

もう10数年、歯医者に行っていなかった。
ろくな歯医者がなくて、
自分の痛い歯と、検診で、医者が指摘する箇所の虫歯が、異なるから。

そんなんで、歯を放置してきたが、
とうとう、虫歯の前歯が、折れた。

ようやく、中学の同級生から聞いていた歯医者へ行く決心がついた。

1時間かけて、細かな検診と治療で、
こんなにも、歯の悩みが解消されるのだと、実感した。

テニスも歯も、自分で、どうすることもできないことがある。
それは他者に補ってもらうことが、改善の近道。

でも、そこへ行くまでの道にも仲間が必要だった。

中学の同級生が、実際に通っていたという歯医者。

テニス仲間が、ここ一年、受けていたプロテニスプレーヤーのコーチという確証。
(アマチュア向けコーチとは異なる)

自分の力で(All By Myself)、何でもやるんだと、意を決してきたけれど、
自分の非力さに、気が付いた週末。


理由は、残りの人生を、自らの人生のために、
音楽をしていきたい。

自分のやりたいこと、自己実現のために生きていく選択。

芸能界のみならず、
事務所の方針やファンサービスで、
やりたくないこともやらざるを得ないだろう。

でも、等身大の自分て何だろう?って、
真剣に考えて、答えを出せば、
オーバープロデュースされた、キャラクターは、
生き心地がいいわけがない。

頸椎の手術後、
初のドラムを叩くというライブが、
今週、Zepp Diver Cityで開催された。
数年前、ボブ・ディランを、俺は見に行った会場だ。

WOWOWで、生中継された。

YOSHIKIは、もともと、クラッシクから、
音楽に入った人で、
天皇陛下の即位10周年の
祝賀曲の提供にも
選ばれている。

ロックのやさくれかとばかり思っていたが、
ピアノもきちんと勉強して、
楽家になった人なのだろう。

アイドルから次を目指す、渋谷すばるの思い。

Yoshikiの収入を得るのとは別に、
後世残る楽曲を1曲作りたいという思い。

お金や名声とは別に、
等身大の自分が、生まれてきたうえで、
やりたいことがあるのだということ。

生きることに意味はあるのか?

意味なんてものはないのかもしれない。

では、なぜ、人類の歴史を続け、滅亡させないのか?

生きるということは、企業の存続でもなんでもないのだ。

自分自身の人生の結果を出すことが、
生きるという道を選択した者の結論なのではなかろうか。

昨夜は、さほど、
ボールを数多く打ったわけでもないのに。
日曜日、目覚めると、お昼だった。

新しい、テニスを覚えて、
新しい、疲れを知ったのかもしれない。

自分の周りで、いろんな事が、
進化していることは確かなようだ。