これは、3年前のサダチル。浜松町から、GWにモノレールに乗り、奴とテニスをしに、
大井ふ頭へ向かう車内の撮影。やはり、花粉が舞っていたようです。
眩しい陽射しがテニスコートに照り返していた。
2件の転職をしたものの、性に合わず、止めたと言っていた。
俺より、年は一つ下で、生意気な弟のように思えてならなかった。
しかし、今、思えば、俺は奴にいつも支えられていた。
GWと年末年始には、テニスして過ごした仲間だ。
「これからのことも考えて就職しろよ」と、一言残し、俺は、
大井ふ頭を後にした。
奴は、この日のテニスを最後に、
遠い町へ移り住んでいった。