ようやく、梅雨らしくなり、テニス中止の週末が、増えてきた。
若い頃は、小雨程度なら、とりあえず、テニスコートまで出向いたが、
最近は、予報段階で、雨濃厚のときは、中止にしてしまう、老化現象が進んだようだ。
今年の、2月頃だったろうか、
近所の楽器屋のWebサイトで、
中古のエレガットのギターが、入荷したのを見て、
価格も手ごろで、いいなと思い、
週末、いざ買に行こうと決意し、
念のため、Webサイトで、確認したら、
Sold Out の表示が
その現実が、受け入れられず、
ショップに問い合わせるも、
「売れてしまいました」と。
その後も、すぐに、別のモデルではあるが、
注目していたエレガットが入荷したが、
試奏したものの、イマイチな手ごたえだったので、買わなかったが、
それですら、俺が試奏したのち1週間もしないうちに、売れていた。
中古ギター市場ってのは、流通が、早いのだと知った。
希少性の高いものは、特に、あっと言う間に無くなる。
途方に暮れていたある日、
買いそびれたエレガットと同モデルが、
御茶ノ水の中古ギターショップに入荷の情報をキャッチ
今度こそは、逃さないと、さっそく出向いた。
学生時代、バンド組んでた相棒が、
「マロニエ通りの冬」という曲を書いたとき、この通りの近くのスタジオで、演奏したもんだ。
この通りの1個隣の通りの中古ギターショップに、
念願のギターが、あるというので、見にきた。
お茶の水のギターショップで、過去に、買ったギターは、
Ovation カッタウェイ 12本限定の1本
RickenBacker John Lennonモデル(ワシントンD.C仕様のゴールドピックガード)
Marrtin BackPacker
学生時代から、この街で、3本のギターを購入しているんだな。
そして、久々に、お茶の水のギターショップに入り、
店員に、お目当てのギターはありますか?と聞くと、
すぐさま案内されて、
チューニングをしてくれて、試奏させてもらった。
なるほど、カッコいいギターだと思った。
店員も、御茶ノ水界隈の店員らしい、てきぱきしていて、
買い手の試奏したギターに対する感想に、調子を合わせるのが上手で、
購買意欲が上がっきてしまう。
嵐の相葉君に似ている店員さんだった。
そして、迷わず、購入に踏み切ったそのギターとは
その名は、RainSong 。
小ぶりの、いわゆるパーラーギターのサイズ。
木ではなく、
カーボンファイバーという素材で出来ているため、
環境の変化を受けにくいのがメリットで、
雨の日でも、いつものコンディションが保たれていることから、
RainSong と名付けられたという。
日本では、さだまさし が、これのフルボディのスチール弦のタイプを使用しているようだ。
基本的に日本へは、あまり入荷がなく、
モリダイラ楽器が輸入代理店になっているが、
個人向けの販売はなく、
ショップをとおしてのオーダーしか受け付けていないため、
試奏の機会は、中古で出回ったものしかないようだ。
2月に、もたもた考えているうちに、売れてしまったのを教訓に、
今回は、即決した。
ネックは、細めだが、RickenBackerよりは、太い。
弦長は、632mm程度と、クラシックのオーソドックスな650mmよりは、短いが、
意外と、その短さを感じない。
アンプを通さなくても、十分な音鳴りをしている。
Singing in the Rain
をこんな雨の続く日は、思い出すが、
サダチルは、手にした3本目のエレガット、
Singing in the RainSong 。
だぜ