サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

夏になると聴きたくなる~来生たかお 昭和を歌うCover曲

今週末も、雨コンコンで、テニスは3週間連続、おあずけ。

でもね、意外と、夏にしっくり来るイベントがある。


まったりした語りとピアノ主体のしっとりしたサウンドで、
一見、秋とかに聴く曲に思えるけれど、
この人は、夏の暑いときに、
涼しげにしてくれる効果があるような気がします。

多くのアイドル、女優、はもちろん、
そして、美空ひばりさんにも、楽曲提供をしている、
メロディー・ライター(来生たかお氏 自身の表現です)

例年、日本橋の三井ホールに聴きにいっているが、
今年は、
東京ビルボードへいよいよやってきた。
大坂ビルボードは前からやっていたが、
大坂までは、なかなか行けない。

発売当初、有料会員分、その後、無料登録会員分の順で、
売りだされたが、キャパ250名のビルボードでは、ゲットできなかった。

ところが、先週、念のため、チェックすると、
キャンセルが出たようで、
何とか、滑りこみで、今年も、
来生の夏の歌声を聴くことができることになりやした

南千住駅から日比谷線にのって、いざ、六本木へ。

六本木交差点から、東京ミッドタウンへと、向かう。

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これは、AGATHA という 焼き鳥屋さんですが、
そんじょそこらの焼き鳥屋ではありません。
先月、日本武道館で、40年振りの「限りなき挑戦」のテーマで、
普段は、ドラムの役ですが、
ハンドマイク片手に、ステージ中央で、椅子に腰かけ、
熱唱した、アリス 矢沢透さんが、経営する焼き鳥屋さんです。

ここから、数分で、

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東京ミッドタウンが、そびえたっています。
この中に、ライブ会場、ビルボード東京があるのです。

過去に、今井美樹のピアノ伴奏と歌だけのライブ、 
そして、伊勢正三 還暦バースデイ当日のライブを、見に来ました。

今宵は、

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来生たかお 昭和を歌うという企画のようだ。

ビルボードは、チケットの発行はなく、
ホテルのチェックインの要領で、
予約をしておき、
入口で、名前と言うと、シートへ案内されるシステム。

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今回は、3F席のカジュアルという、カウンター。
それでも、この距離。
2Fに、BARカウンターがあり、ドリンクやフードをオーダーできる。
デラックスシートの人は、席で、オーダーができて、
カジュアルの人は、キャッシュ・オン・デリバリーなんだ。
伊勢正三さんのときは、
1F奥のテーブル相席と、2Fの真正面のおひとり様デラックスシートが、確保できてしまい、
とりあえず、デラックスシートで、赤ワインメルローを頂きながら、観賞しました。

さあ、いよいよ、来生が登場。
バックバンドを従え、
ボーカルに専念の50分間。
しかも、
「今日は、カヴァー曲だけのステージです。昭和の歌謡曲の全盛期、
 これほどまでに音楽の虜になったことはありません」
というようなMCがあったと記憶している。

あなたの心に 中山千夏
今は幸せかい 佐川満男
あいつ 石原裕次郎
学生時代 ペギー葉山
ギターをひこう 加藤登紀子
ふれあい 中村雅俊
菅原洋一 今日でお別れ

などが、演奏され、
来生本人の曲は、
本当に、一曲も演奏されず、
グッズ販売売り場にも、
来生のCD, DVDの販売すらない、
徹底ぶりの、
昭和の思い出を歌う、
来生のステージだった。

中村雅俊の「ふれあい」は意外な選曲だったが、
いずみたく さんの、作品が好きなようだった。

特筆ものは、
佐川満男 「今は幸せかい」
唄い出しの
おそかったのかい
という歌詞に、一騎に、引き込まれた。

来生本人も、この歌詞にlこのフレーズ以外つけられないだろう、
というほどの、俺も初めて聴いた曲だが、インパクトのある曲だった。

かくして、
令和という時代を迎えた今、
昭和、平成を生き抜いた、
人々へあえて、特選の歌謡曲を集めたコンサートも、
なかなか、来生のセンスが光るところだと思った。
以前から、ステージで、
少しずつ、こういうカヴァーを披露してはいたものの、
この日が、集大成とでもいうべきステージだったのかもしれない。

至近距離で見れて、密度の濃いというのが
ビルボードのステージで、
50分で、十分満足できて、無駄のない内容が、魅力。

帰りは、いつもどおり、ミッドタウンのグルメなお土産。

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愛知県の松坂牛の名店「スギモト」が、
ミッドタウンにも出店している。

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そして、いつも、ここでは、ローストビーフを買う。
とても、美味しいです。
タレなんかいらないかも。

濃厚な肉の味なので、
一切れでも十分、お酒をチビチビやりながら、
酔いしれてしまいます。

安物の外国産の焼き鳥10本食っても満足せず、
ラーメン屋で、さらに餃子で、飲み直しなんてオヤジたちも多いことでしょう。

どうせなら、美味しいものを少しでいいから、
なおかつ、自分がそのとき、食べたいものを食うことが、
一番のぜいたく。

上記、写真のローストビーフ一切れで、1000円です。
1000べろ居酒屋で、2品とか3品に、お好きなドリンク1杯なんて、
飲み方よりも、
俺だったら、自分の好きな1品に、
好きな酒で、満たす方が好きだな。
まさに、ビルボードライブのコンセプトと同じ。
好きなアーチストを至近距離で見れて、濃い内容で、堪能できるという。

雨で、テニスは、出来なかったけど、
濃厚な週末だった。