サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

★ライブ・ストーリーは突然に~Live at SilkLoad~ 第4話

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いつも片石さんを立てて、後ろにいるサダチル。
片石氏「今日は、KOZOさんとお前のつながりだ。先にいきな」
と、暖かく、サダチルの背中を押してくれた。
正面にすぐ、KOZO氏の顔が見えた。早速、ご挨拶に。
ブログとはありがたいもので、KOZOさんと30回に及ぶ交信のため、
初対面という感じもなく(それともKOZOさんの人柄かな)わりとすぐ打ち解けていきました。
しまった、ぜんそくの咳き止めを飲んでなかった、んで、ビールで薬を飲んだのです。
トップバッターの高橋六休さんが、演奏開始してました。
ほがらかにすすめていたので、聞きやすかった。
続く、えんま大王さんも、明るめのラブソングで、慣れてる感じでした。
サダチル「なんか、俺が一番下手かもよ」
片石氏「…」
黙っていた。
いよいよ、サダチルの出番。んー、いつものことだが、やるまでが緊張するんだな。
さあ、ステージへと足を運ぶと、既に司会の方、2人のさわやかな男性が、
紹介文に即して、最近、ぜんそくの咳に悩まされてること、鶯谷の定期ライブのことなどを、的確にスピーチしてくれていた。
司会の方「謙遜して、ビギナーとおっしゃってますが、期待してます」
とても元気のいい、モチベーション上がるナレーションに救われた。
サダチル「ビギナーです。あんま期待しないでください。(笑い)」とリアクションした途端に
緊張は消えて、もう一生懸命歌うだけだと腹をくくっていた。
1曲目「17才のプロムナード」
サダ「小田和正のパクリみたいな詞があるかもしれません」
と、てれくさそうに紹介。この曲は、今から、10年前ぐらいかな、会社の昼休みに、外を歩いてたら浮かんできたフレーズがあって、それが、小田和正のような声で歌うとあうイメージでした。それでもなかなか詞がうかばず、去年の夏、鶯谷ワッツでの出演決定のときに、急遽、書き上げた、詞でした。強いて言えば、小田の「緑の街」のイメージですかね。オープニングでいつも歌ってます。なんか、いきなり、ノリのいい曲って、サダも結構リスナーの立場としては苦手。どっちかというと、静香に入って、少しずつのってくるほうがすきなんで、自分もましてや初対面の人前ともなると、まずは、イージーリスニングなのがいいだろうということで、この曲をいつも一番最初に歌います。
2曲目「今の君よりも」
サダ「この一年以内に作った曲です。女性とのコミュニケーションでのジレンマを表現しました」
と、若い頃、好きな女の子にアプローチなんてできなかった自分、大人になって、「生きる」ためのパートナーの目線で女性とのコミュニケーションはもっと難しくなっているはず、だから、若い頃の思いと大人になってからの女性への思いは違う。そんな決定的な、男と女の恋愛年齢の違いを歌にしました。ともかく、最近の曲では、出来がいいのがこの曲。
......
あっという間に、用意してきた4曲中に2曲が終わった。
無我夢中で、やってるうちにどんどん気持ちが高まる。
ステージの脇に、小さなテーブルがあり、
そこに、ビールを置いておいた。
エリック・クラプトンが、昔、フェンダーストラトのヘッドに
タバコを刺して弾いていたのを覚えていたので、
サダはスモーカーじゃないから、ステージにビールを置くことにしている。
クラプトンはしかし、今のアンプラグドからのスタイルのが好きだな。
そこで、ちょこっとビール飲むしぐさで、みなさんとの間をもった。
後半は、若い頃、世の中の世の字もしらなかった頃、
ただ、ひたすら、恋の悩み、学生という立場、将来の夢、不安、
そんな若い頃のサダチルをやっと表現できる場所がきたのでした。