サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

サダチル~サマーナイト~

今週は、2夜連続ライブ。

世間は、帰省や夏休みで、東京の町並みも、ひと気がない。

サダチル的には、今週は
3つの考え事をしていた。

1.やるやつはやる、やらないやつはやらない
2.転落
3.わくわくしたい

そんなコンガラカッタ頭で、地元ワッツアップへ向かった。
いつものように、演奏前の気合入れに、居酒屋へ。
板さんが、黙って俺の顔を見て、
目で「奥にいるのお仲間じゃないの」と、目を奥のテーブルへ向けた。
片石さんとしのさんが、来ていた。しゅうさんも後からくるかもと言っていた。
これで、すっかり、3つの考え事は、どこかに行ってしまった。
軽く、飲んで、ワッツで演奏開始。
この日ははじめての曲ばかりだったが、
及第点。翌日のBUNGAへつながる手ごたえを感じた。

さて、一夜あけて、100円都営バス「めぐりん」に乗り込んだ。
荻窪にも早めに到着し、しゅうさんと待ち合わせ、鳥もとで、一杯。
夏だというのに、このオープンテラスで、のんびり飲むのは、暑さも忘れさせてくれる。
午後1:30、BUNGAへ入店。
今回は、サダチル3番手、しゅうさん6番手の演奏となった。


イメージ 1


みなさんお待ちかねの「大統領ブルース」を歌うしゅうさん。


イメージ 2


エレガットで、納涼っぽい曲を揃えたサダチル。
詳しくは、別途、映像とともに連載しようと思う。


帰り道、3つの考え事の整理をしてみた。

1.やるやつはやる、やらないやつはやらない
 これは、今週、矢沢永吉がNHKで語った言葉。「いつの時代も、やるやつはやる、やらないやつはやらない」と。「まじめにやってきて良かった」と、語る。しかし、サラリーマンともなると、やらずに済んで、同等の給料をもらってる奴の気が知れねえとサダチルは思う。

2.転落
 30代後半に見られる、様々な、人生の転機。仕事、家族といったものが、甘い夢から、重い現実に切り替わり、それを超えることができずに、薬物に手を染め、転落していくのではなかろうか。
全てを忘れる時間が少しでもあれば、仕事以外に没頭できる何かがあれば、苦しい思いを受け止めてくれる人がいれば、救われたのかもしれない。

3.わくわくしたい
 ディズニーランドへ人は、なぜ、行くのだろう。カリブの海賊で、あの薄暗いところで、一瞬だけ、ジェットコースターのように、水しぶきのなかへ落ちる瞬間は、刺激的である。自分の乗ったボートの番がくると、わくわくしてくる。
 サダチルにとって、弾き語りはこの感覚に近い。家で演奏してたって、うまく弾けようがなんだろうが、手ごたえがない。ライブにいくと、結果がどうあれ、 わくわく しながら演奏するのがとても、自分の脳と心を洗練されていくように思う。
つまり、2.の転落者たちも、そんな、わくわく感を味わいたいがために、ドラッグを吸うときの罪悪感を楽しんでいたのではなかろうか?それとも張り詰めたプレッシャーから逃げたかったのか?
 ライブで、演奏がうまく行かなくたって、それも勉強。原因は、練習不足か弱気になったかのどちらかだ。

 ここで、もう一度、この言葉を掲げておきたい。

とてもダメな時の自分がいる
顔も見たくない時の自分がいる
自分という存在すら
否定してしまいたい時もある
でも、そんな時の自分から
逃げてはいけない
なぜなら
それこそ自分なのだと
思い知らされるため
今「ここ」にいるのだから
決してパーフェクトではない心の中に