このマークを見たことがあるか?
居酒屋の壁、柱、カウンタの端の壁面に、見られるステッカー。
''' 千住葱 '''
みずみずしくて、シャキシャキして、辛さもあって、
葱そのものよりも、千住葱職人を育てるほうが大変なのかもしれない。
葱は、いろんな料理につきものだね。
脇役のようだが、
気合がないと、存在は皆無。
必要なんだけど、無けりゃ無いでいいもの。
焼き鳥のネギ間の主役は鳥肉とタレで、
ネギはお愛想。
しかし、そんな葱に命を掛けている生産者が世の中にはいて、
千住葱というのも、サダチルの行き付けの居酒屋じゃ、
やっぱり、ネギをさしたもつ焼きには、使われている。
酒のつまにに、千住葱を刻んで、それだけでも十分な迫力。
塩も醤油もいらない。
葱のシャキッとした歯ごたえ、
噛んだ後の喉越しの辛さで、
酒がすすむ。
ものづくり=人づくり
1本の葱が、語りかけてくる。